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【巌流島】未知の格闘技カンフートーアがムエタイを破る

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2016/10/21(金)UP

▼第4試合 全アジア武術選手権大会トーナメント1回戦第4試合 3分3R
○アリ・マルバクティアリ(カンフートーア&レスリング/イラン)
判定3-0
●クンタップ・チャンロイチャイ(ムエタイ/タイ)
※アリが準決勝へ進出。

イランの謎の武術カンフートーア王者・アリ(手前)がムエタイ王者に判定勝ち

 菊野へのリベンジを狙うムエタイのWMC世界スーパーウェルター級王者クンタップは、イランの謎の武術カンフートーア王者アリと1回戦で対戦する。

 1R、アリはサイドキック2発でクンタップを転倒させ、そのまま押し出して転落させる。再開後、パンチの連打からフロントチョークを極めにいくアリ。これは時間切れブレイクとなったが、再開後すぐに転落させられてしまうクンタップ。両者が相手の帯をつかんで四つ組みの体勢となり、まるで相撲のような押し合いから両者転落すると、場内は盛り上がる。

 2R、アリのパワフルなパンチと蹴りに押されるクンタップ。ならばと首相撲からヒザ蹴りにいく。組み付いての押し出しを狙い続けるアリだが、やや疲れが見える。クンタップが左ミドルを放つとアリはキャッチし、振り回すようにして転落させる。

 3R、左ミドルとローを蹴ったクンタップが体当たり。同体で転落したが、アリが道着をつかんでの同体だったためクンタップに有効(有効2つで転落1回)が入る。その直後にアリが転落を奪い返す。アリはクンタップをテイクダウンさせると上から抑え込む。

 時間切れブレイク後、クンタップはパンチとヒザ蹴りで勝負をかけるが、アリの右フックをもらう。さらにアリの左右フックで一瞬棒立ちとなり、アリの判定勝ちとなった。

※全試合結果はこちら

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