【巌流島】菊野が最終Rは苦戦も合計5度転落させロシアを破る
▼第6試合 全アジア武術選手権大会トーナメント準決勝第1試合 3分3R
○菊野克紀(沖縄拳法空手/日本)
判定3-0
●イゴール・ペルミン(ハンド・トゥ・ハンド/ロシア)
※菊野が決勝戦へ進出。
沖縄拳法空手の前は極真空手を学んでいた菊野が、空道アジア王者のペルミンと対戦するという興味深いカードが準決勝で実現。
1R、パンチを打ちながら突っ込んだ菊野がそのまま押し出してペルミンを転落させる。右に左にと構えを変える菊野は右ロー。ペルミンはパンチを警戒しているのかなかなか攻められない。しばらく見合いの状態が続いたが、菊野が胴タックルからペルミンを転落させ、ペルミンが道着をつかんで菊野も落ちるが有効(有効2つで転落1回)となる。
2Rも右ローを蹴って相手を誘う菊野。ペルミンは右ローに左フックを合わせてくる。完全に待ちの体勢となったペルミン。打撃から組み付くも菊野に押し出されて転落する。ペルミンの左右フックをかわして勢いよくタックルに行く菊野。これで転落させて有効を奪う。
3R、ペルミンの左ローに菊野が右ストレートを合わせ、ペルミンは尻餅をつく。菊野は上からパウンド。時間切れブレイク後、ペルミンはワンツーからの左ミドル。ペルミンの放った左フックで菊野は尻餅をついてしまうが、すぐにタックルでテイクダウンして上を奪う。ブレイクして再開後、投げを見舞ってバックを奪うペルミン。しかし、菊野が上を奪い返す。
ペルミンはパンチ、首相撲からのヒザ蹴りで勝負をかけたが、菊野が首相撲に捕まったままペルミンを押し出してダメ押しの転落を奪った。3Rは危ない場面もあった菊野だが、判定勝ちで決勝へコマを進めた。
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