【シュートボクシング】2度のダウンを奪われた内藤が大逆転KO勝ち
▼第9試合 SB日本スーパーバンタム級タイトルマッチ(55.0kg) 3分5R延長無制限R エキスパートクラスルール
○内藤大樹(ストライキングジムAres/王者)
KO 3R 2分14秒 ※左フック
●植山征紀(ファントム道場/挑戦者)
※内藤が防衛に成功。
内藤は2014年11月のS-cupで伏見和之を4RKOで下し、タイトル獲得。今回が初防衛戦となる。対する植山はSBニュージェネレーションとして期待され、9月大会の挑戦者決定トーナメントで國本真義、伏見を破り、今回のタイトル挑戦につないだ。現在11連勝中。両者は2013年11月の愛知大会で対戦経験があり、内藤が判定勝ちしている。3年ぶりの再戦となった。
1R、内藤は左右ローと前蹴りを駆使し、植山の攻撃をかわして蹴りを巧みに当てていく。しかし中盤が過ぎると植山の右ストレートが当たりだし、終盤にはパンチをまとめる場面も。
2R、内藤の蹴りに植山が狙いすました左フックを合わせてダウンを奪う。その後はパンチが大振りになってしまう植山。内藤は落ち着いて左ミドル、右ローを蹴っていくが、打ち合いになると植山の強打に脅かされる。
3R、強烈な左右フックを打つ植山。内藤はそれに対して左フックのカウンターを狙う。両者のパンチが何度か交錯。植山が左フックで内藤をグラつかせ、ロープ際へ下がったところへフック連打からの右フックでダウンを奪う。
しかしその直後、トドメを刺しに行った植山へ内藤のカウンターの左フックが炸裂。ダウンを奪い返す。植山は立ち上がろうとするが、足がもつれて立つことが出来ない。内藤の大逆転KO勝ちに場内は大いに盛り上がった。
内藤は、「植山選手は強かったですが、僕はSBのチャンピオンなので絶対に負けられないと思ってやってきました。これで少しは胸を張って僕がSBの55kgで一番強いと言えると思います。今日の試合内容では大きなことは言えませんが、僕がSBを代表して55kgの他団体の強いヤツらを倒しにいくので楽しみにしていて下さい」とアピールした。
大会終了後、シーザー武志SB協会会長はこの試合をベストバウトにあげた。
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