【RIZIN】元谷が悲願の初勝利、シュートボクセ新鋭を僅差で下す
RIZIN FIGHTING FEDERATION
「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016 無差別級トーナメント 2nd ROUND」
2016年12月29日(木)さいたまスーパーアリーナ
▼第6試合 RIZIN MMAルール(ヒジあり) 1R10分/2R5分 60.0kg契約
○元谷友貴(CB IMPACT/初代&第3代DEEPフライ級王者)
判定2-1
●アラン・ナシメント(ブラジル/シュートボクセ・アカデミー)
元谷は7連勝で昨年大みそかの『RIZIN』に臨んだが、契約体重をオーバーしたフェリペ・エフラインにKOされ(公式記録は無効試合)、今年4月の『RIZIN.1』では減量に失敗してドクターストップがかかり、試合当日に試合が中止。その責任をとって王座を返上した。その後は2連勝で、4月に対戦が決まっていたナシメントとの仕切り直しの一戦に臨む。
ナシメントはプロデビュー後、判定決着なしの7連勝。身長175cmとフライ級の選手の中では飛び抜けて身長が高く(元谷は170cm)、長いリーチを駆使した遠い距離からの打撃やサブミッションを得意とする。
1R、ナシメントはパンチとハイキックで積極的に攻める。元谷の蹴りをキャッチしてパンチを見舞い、転倒させると上から顔面を踏みつけにいく。ナシメントは一度抑え込むと、立ち上がろうとする元谷にチョークを狙う。チョークからは脱出した元谷だが、抑え込まれる状態が続く。上からヒジを落とすナシメント。下から体勢をひっくり返そうと仕掛けていく元谷だが、ナシメントは一度立ち上がると顔面を踏みつけ、すぐに抑え込む。
元谷はオモプラッタで上を奪うことに成功し、バックへ移行。パンチとヒジを打ち込んでいく。元谷はフロントチョークの体勢から、片手でナシメントのボディへパンチを連打。さらに顔面へヒザを連打していく。ナシメントは下から腕十字を仕掛けるが、元谷はフロントチョークに切り返す。残り10秒でナシメントが脱出し、初回が終了した。
2R、ローの蹴り合いから元谷が前へ出る。パンチの打ち合いとなり、元谷が右フックを決める。どんどん間へ出る元谷。1Rほどのスピードがないナシメントを元谷の左右フックが捉えるが、ナシメントはタックルでテイクダウンを奪う。ここで元谷が相手の頭を抱え込んでスネでのどを絞めるフットチョーク。
これは耐えたナシメントだが、元谷はオモプラッタからフロントチョーク。これもナシメントは極めさせない。絞め上げる元谷だが、ナシメントは防御しながら耐え続けた。判定2-1の僅差で元谷が悲願のRIZIN初勝利をあげた。
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