【RIZIN】所がアーセンに鮮やか一本勝ち、山本KIDへ対戦要求
RIZIN FIGHTING FEDERATION
「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016 無差別級トーナメント Final ROUND」
2016年12月31日(土)さいたまスーパーアリーナ
▼第9試合 RIZIN MMAルール 1R10分/2R5分 62.0kg契約
○所 英男(リバーサルジム武蔵小杉所プラス)
一本 1R 1分19秒 ※腕ひしぎ十字固め
●山本アーセン(KRAZY BEE)
所は昨年大みそか大会で才賀紀左衛門に好試合の末に一本勝ちしたが、今年9月大会ではクロン・グレイシーに一本負け。今回が再起戦となる。対するアーセンは昨年大みそかにMMAデビューし、クロンと熱戦の末に一本負けしたが、今年9月大会で才賀に判定2-1で勝利し、初白星を飾った。所は39歳、アーセンは20歳。
1R、アーセンは前後にステップを踏み、構えも左右に変える。所は右ローで先制。アーセンが飛び込んだと同時の右ストレートで所がダウン、すかさずアーセンが襲い掛かろうとすると所が下から蹴り上げる。
それでもアーセンは所の上に乗るが、所は下から電光石火の腕十字。これが見事に極まり、所が鮮やかな一本勝ちを奪った。アーセンは腕を抑えてかなり痛そうな表情。
所はマイクを持つと「戦うストーカーの所英男です。10年間追い続けているKIDさん、RIZINで僕と試合をしてください。日本の格闘技界を一緒に盛り上げましょう」と、アーセンのセコンドに就いていた山本“KID”徳郁へ対戦をアピール。
アーセンとともに花道を引き揚げていたKIDはリングを振り向くと、帽子を脱いでお辞儀し、手を上げる。さらにガッツポーズを見せて控室に姿を消した。果たして、所の呼びかけに応えるのか。
所は先日急逝した、かつてZSTで対戦したレミギウス・モリカビュチスのTシャツを着て、「僕はずっと(KIDを)追い続けます。志半ばで亡くなったレミギウス、宮下さん(トモヤ=所の練習仲間で2011年大みそかに急逝)。日本にもこんなにレミギウスが好きな人たちがいることを伝えたいです。格闘技を長くやっているとやめられない理由が増えてきてやめられないです。これからもよろしくお願いします」と、まだまだ現役で頑張っていくと宣言した。
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