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【KNOCK OUT】ジャオウェハーが得意のヒジで逆転勝利、健太惜敗

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2017/04/01(土)UP

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キックスロード
「KNOCK OUT vol.2」
2017年4月1日(土)東京・大田区総合体育館

健太(左)の額をヒジで切り裂きTKO勝ちしたジャオウェハー(右)

▼第4試合 67.5kg契約 3分5R
○ジャオウェハー・シーリーラックジム(タイ/MAX MUAYTHAIスーパーライト級王者)
TKO 3R 1分36秒 ※ヒジによるカット→ドクターストップ
健太(E.S.G./WBCムエタイ日本ウェルター級王者)

 前回2月大会で引藤伸哉をヒジ打ちの連打でTKO勝利した健太が連続参戦、ヒジ打ちを得意とするジャオウェハーと対戦した。ジャオウェハーは昨年4月のシュートボクシング後楽園大会で初来日。SBのエースだった宍戸大樹の引退試合の相手を務め、豪快なヒジ打ちで宍戸をリングに沈めている。今年2月には、外国人として7人目のラジャダムナン王者に輝き、日本でも活躍するジョイシー・イングラムジムにヒジ打ちでTKO勝ちしている強豪だ。

 1R、健太は前足へのローを狙い撃ちにし、ジャオウェハーが警戒して左足を上げ始めると右足も狙う。さらにボディへパンチを見舞い、パンチからローへと巧みにつなげていく。攻撃を散らしてジャオウェハーを翻弄した。

 2R、ジャブを多用する健太はフック、アッパーとパンチをまとめて右ロー。

 ジャオウェハーはあからさまにヒジを狙いに来るが、健太は距離を巧みにとって左右アッパー、さらにボディブローと一方的に攻める。カウンターの右ストレートをクリーンヒットさせ、またも右アッパーを叩き込む。

 3R、ここまで劣勢だったジャオウェハーが前に出て来る。両手を伸ばして健太のヒジを防ぐと、逆にヒジを打つ。

 右ヒジで健太は出血してドクターチェック。再開後、わずかな攻防があったところですぐにドクターチェックとなり、ここでストップ。健太は惜しい敗戦を喫した。

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