【RIZIN】愛妻あびる優の声援届かず、才賀を伊藤が圧倒
▼第1試合 RIZIN MMAルール 58.0kg契約 1R10分/2R5分
○伊藤盛一郎(リバーサルジム横浜グランドスラム/第3代ZSTフライ級王者)
判定3-0
●才賀紀左衛門(Me,We)
伊藤は当初、昨年末のRIZIN初出場が予定されていたが、11月の試合後に網膜裂孔(もうまくれっこう)が発覚し、手術のため欠場することに。昨年4月にZSTフライ級王座統一戦に勝利して以降、試合後のリング上や記者会見でRIZIN出場を再三アピールし、悲願の初出場をようやく果たすこととなった。
一方の才賀は今回が第4戦目。2015年大みそかに所英男、昨年9月に山本アーセンに敗れたが、昨年大みそかのRIZIN第3戦目で初勝利を上げた。2月10日の記者会見で、各団体王者との対戦を今年の目標に掲げており、いきなりその希望が実現することとなった。
1R、フットワークを使って動く両者。伊藤が左へ踏み込むと同時に右のスイングフック。タックルを切る動作で反応した才賀がダウンする。すかさず腕十字に行く伊藤だが、才賀は立ち上がって脱出。伊藤がすぐにテイクダウンして抑え込む。
そして得意のフロントチョークに入るが、才賀は伊藤を持ち上げて体勢を入れ替える。立ち上がった才賀をすぐに伊藤がテイクダウン。マウントからバックマウントとなり、スリーパーのプレッシャーをかける。脱出しようともがく才賀を寝かせ続け、伊藤が圧倒して1Rを終えた。
2R、組もうとした伊藤に才賀がカウンターのヒザ蹴り。これで下がる伊藤。打ち合いになると才賀のパンチ、ヒザがヒットする。しかし、伊藤はテイクダウンすると才賀を抑えつけ、コツコツとパンチ。脱出しようとする才賀のバックをキープし続けるが、残り10秒で上を奪った才賀がパウンドを連打、伊藤がバックを奪い返したところで試合終了。
判定3-0で伊藤が内容で圧倒して勝利。マイクを持つと、「これからも所(英男)二世と呼ばれるようにもっともっと強くなるので応援よろしくお願いします。大みそかもお願いします」と地元・横浜でファンにアピール。さらに、リングサイドにいたパンクラス・ストロー級王者の砂辺光久を紹介すると、その砂辺がリングイン。
マイクを持つと「パンクラス最軽量級絶対王者の砂辺です。ZSTのチャンピオンがこのような素晴らしい舞台でフライ級を盛り上げると言ったので、僕もパンクラスを代表して、背負ってRIZINのフライ級に風穴を開けてやろうと思います。その時は見に来てください」と、RIZINに参戦表明した。
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