【K-1】野杁が日本人初のゲーオ越え、タイトル奪取
K-1実行委員会
「K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~第2代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメント~」
2017年6月18日(日)さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ
▼第13試合 K-1 WORLD GPスーパー・ライト級タイトルマッチ 3分3R・延長1R
〇野杁正明(K-1ジムEBISU小比類巻道場/NDC -66kg世界王者/挑戦者)
延長R 判定2-1 ※10-9、9-10、10-9
●ゲーオ・ウィラサクレック(WSRフェアテックスジム/王者)
※野杁が第2代王座に就く。ゲーオは3度目の防衛に失敗。本戦の判定は30-29(ゲーオ)、29-29、29-29。
4月に山崎秀晃の挑戦を退け2度目のタイトル防衛を果たした王者ゲーオが、早くも3度目の防衛戦を迎えた。挑戦者の野杁とは昨年6月に行われた「K-1 WORLD GP 2016 -65kg(スーパー・ライト級)世界最強決定トーナメント」の準決勝で初対戦。ゲーオが接戦の末に野杁を判定3-0で下している。
1R、ローの蹴り合いから開始。ゲーオのジャブがよく当たる。ゲーオは左ストレートを伸ばし、右フックもヒット。野杁はガードを固めて前に出るが、ゲーオが先手を打つ。野杁はロー以外の攻撃で目立つものがなかった。
2R、ゲーオはジャブの連打で前へ出ていくと左ストレート、左ミドル、左ヒザへつなぐ。野杁はガードを固めて執拗な左ロー。野杁が近づいてくるとゲーオはヒザ蹴り。要所要所でパンチ、ミドルを当てていくのはゲーオ。
3R、前に出ようとする野杁の機先をパンチで制するゲーオ。野杁は左ローを蹴り、組み付くと太ももをヒザで蹴る。ゲーオは前蹴り、パンチから組み付く。あまり攻防が見られず、本戦は終了。ドローで延長戦へ突入する。
延長R、両者は組み合って野杁は太もも、ゲーオはボディへヒザを蹴る。ゲーオは左ミドル、野杁は左ロー。3Rと同じような展開となるが、ゲーオはホールディングが多い。さらに野杁のローで蓄積したダメージも感じさせる。判定は2-1と割れたが、ジャッジ2名が野杁を指示。タイトル奪取とともに、ゲーオを破った初の日本人となった。
野杁はマイクを持つと「応援ありがとうございました。皆さんのおかげで、つまらない試合だったかもしれないけれど、絶対王者ゲーオ選手に勝つことが出来て、胸を張ってK-1のチャンピオンだと言えると思います。日本人も外国人も強い選手がたくさんいますが、僕が勝ち続けてゲーオ選手のように絶対王者と言われるようなチャンピオンになるので応援お願いします」と、長期政権を築きたいと語った。
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