【SB】ギャビ・ガルシアvs薮下めぐみはノーコンテスト
▼第6試合 ヘビー級契約 SBエキスパートクラス特別ルール 3分3R無制限延長R
―ギャビ・ガルシア(ブラジル/キングスMMA/チーム・アライアンス/女子ブラジリアン柔術世界王者)
ノーコンテスト 1R 1分19秒 ※薮下試合続行不可能のため
―薮下めぐみ(FIGHT CHIX/初代スマックガール無差別級王者)
『RIZIN』の協力を得て今大会に参戦したギャビがシュートボクシングルールに初挑戦。身長188cm、体重93kgの体格を誇り、2008年に世界柔術選手権を制して以後9回優勝。2015年大みそかの『RIZIN』でMMA(総合格闘技)デビューを果たし、現在まで4戦全勝。全ての試合が打撃によるTKO勝ちか関節技による一本勝ちだ。
対する藪下は柔道で全日本実業柔道個人選手権大会優勝、1995年世界選手権出場などの実績を持ち、25歳で女子プロレスラーに転向。1997年からはMMAでも試合を行っている大ベテランだ。
ギャビがリングに姿を現すと、藪下とのサイズの違いにどよめきがしばらく続いた。
1R、ギャビのジャブ一発に大きなどよめきが起きる中、藪下は体勢を低くしてタックルに行くが持ち上げることはできない。ギャビの右ミドルが楽々と藪下の顔面に届くが、藪下もダッキングでかわしていく。
藪下がギャビのローキックでバランスを崩し、ヒザを着いたところでギャビが藪下を蹴ってしまう。さらに、藪下が転倒した状態でもギャビが顔面を蹴ってしまい、藪下は倒れ込む。
試合は中断。藪下にドクターチェックが入り、右肩を脱臼した疑いで試合続行不可能と判断され、試合は終了。右腕を抑える藪下をギャビが抱きしめると拍手が起こった。
グラウンドポジションで蹴ったギャビには減点1が与えられたが、故意ではなく偶発的なものであり、藪下が試合続行不可能であることから審議の末ノーコンテストの裁定となった(SBルールでは1Rが終了しないと試合は不成立)。
ギャビは「蹴ろうとしたら運悪く、彼女がテイクダウンを取ろうとして偶然ああいったことが起きました。日本は私のホームだと思っているので、また私はここで戦いたい。そしてさいたまスーパーアリーナのRIZINにも来てください」と、再度SBのリングに上がること、そして7月30日のRIZINに出場することをアピールした。
※全試合結果はこちら
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