【RIZIN】山本美憂がプロ3戦目で歓喜の初勝利
RIZIN FIGHTING FEDERATION
「RIZIN FIGHTING WORLD GP 2017 バンタム級トーナメント1st ROUND-夏の陣-」
2017年7月30日(日)さいたまスーパーアリーナ
▼第5試合 RIZIN女子MMAルール 49.0kg契約 5分3R
〇山本美憂(KRAZY BEE)
判定3-0
●キャシー・ロブ(アメリカ)
山本はレスリング世界選手権で1994・95年と連覇し、2016年より総合格闘技へ転向。昨年9月にRIZINに初出場するもRENAに一本負けを喫し、同年12月にはアンディ・ウィンにも一本負けを喫した。
今回、山本と対戦するロブはアメリカのMMA団体KOTCのアトム級タイトルに挑戦した経歴を持つ(アンディ・ウィンに4RTKO負け)。成長著しく、直近の試合ではKO勝ちしているという。
1R、組みに行った山本にロブはフロントチョークの体勢に。山本は足へのヒザ蹴り、ボディへのパンチを見舞う。そのまま寝技になり、ロブが下からの腕十字。上になった山本はロブの顔面へパンチを連打する。ロブが腕を放すと立ち上がった山本は蹴りを見舞い、上に乗ってパウンドを落とす。そこでロブはまたも下からの腕十字。回り込んでこれを避けた山本は横四方からヒザ蹴りを連打していった。
2R、山本は回すようにしてロブを崩し倒すと、上に乗ってヒジとパンチを落とす。しっかり抑え込み、パウンドを連打すると再び抑え込む。無理をせず有利なポジションを取り続ける山本。ロブが下から腕十字を仕掛けてくると離れる。スタンドに戻ると今度はタックルを決めた山本。上になってこのラウンドを終えた。
3R、山本は右フックをヒットさせると打ち合いにいくが、ロブもパンチを返す。組み合うとあっさりと崩して上を奪う上手さを見せる山本。横四方からヒザ蹴りを見舞う。一度立ち上がると、山本は向かってきたロブに見事なタックルを決める。
スタンドに戻ると左ストレート、右フックをヒットさせ、またも鮮やかなタックルでテイクダウンを奪う山本。下からパンチを打ってくるロブに対抗してパンチを打ち返し、立ち上がるとタックルでダメ押しのテイクダウン。
勝敗は判定に持ち込まれ、判定3-0で山本が嬉しいプロ初勝利を収めた。
家族と大喜びする山本はマイクを持つと、「皆さんこんばんは。やっとマイクが持てます。1試合目、2試合目と情けない試合をして皆さんの期待に応えられなかったんですが、やっと勝てました。勝ったのでトーナメントに出て、一度負けたRENA選手に勝ちたいと思います。そして優勝したいと思います。ここにいる皆さん、ずっと支えてくれる家族にも感謝の気持ちを伝えたいです。ありがとう」とマイクアピールした。
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