【RIZIN】KINGレイナが体重100kgのタパに判定勝利
RIZIN FIGHTING FEDERATION
「RIZIN FIGHTING WORLD GP 2017 バンタム級トーナメント1st ROUND-夏の陣-」
2017年7月30日(日)さいたまスーパーアリーナ
▼第8試合 RIZIN女子MMAルール 88.0kg契約 5分3R ヒジ有り
〇KINGレイナ(フリー)
判定3-0
●レイディー・タパ(アメリカ)
4月のRIZINで15kg以上も重い女子プロレスラーのジャジー・ガーベルトに腕十字で一本勝ちし、鮮烈なメジャーデビューを飾ったレイナが参戦、タパと対戦する。
タパは身長180cm、体重100kgの女子アメリカンフットボール出身の女子プロレスラーで、新日本プロレスでも活躍したプロレスラーのコンガ・ザ・バーバリアンの姪。昨年12月のRIZINでギャビ・ガルシアと対戦した。
1R、左へ大きく回り込むレイナは右ハイキックを繰り出す。タパはパンチで応戦。タパの左ストレートをもらうレイナ。さらに左右フックを被弾し、組み付くも逆にチョークを仕掛けられる。これは両者がロープの外に出たためブレイクに。
タパのパンチに苦戦するレイナだったが組み付いて押し倒すと横四方からボディへヒザを見舞う。残り時間わずかでマウントを奪い、さらにアームロックを取りかけたがラウンドが終了した。
2R、右ストレートを伸ばすレイナ。タパはレイナの前蹴りに左ストレートを合わせて大きく仰け反らす。リーチのあるタパのパンチを被弾するレイナ。組み付いてテイクダウンから寝技に持ち込むが、またもラウンド終了となった。
3R、左右フックを振り回すタパにレイナが組み付く。タパはロープをつかんで寝かされるのを阻止(イエローカードとなった)。2度目の組み付きでは投げを見舞って寝技へ。アームロックを狙うレイナ。残り時間1分で、ヒザを顔面に叩き付けながら得意の腕十字を仕掛ける。形には入ったが極まらず、試合終了のゴング。
苦戦を強いられながらも判定3-0で勝利したレイナは、「判定ですいません。もう少しで腕十字が極まるところだったんですが、プロレスラーの意地を出されたかな。まあ、そんなのはどうでもいいんですよ。高田さん、早く出てきてもらっていいですか」と、高田延彦・統括本部長をリングに呼び出す。
高田統括本部長は「いい試合だった」と称えたが、レイナは「一本を取らないと意味がないんで」とそっけなく答える。しかし高田統括本部長はレイナの熱闘を称え、「だからお願い、まだラスベガスに行かないでよ」とレイナのUFC行きにストップをかける。
レイナは「どうしようかな。行かないかもしれないですね。考えておきます」と答えると、高田統括本部長は「あとで榊原が契約書を持っていくから」と引き留め工作を続ける。
レイナはまだRIZINで戦うことを約束し、「前回RIZINに出してくれと言って出られたので、お礼を」と巨大チュッパチャプスと文明堂のカステラをプレゼントした。
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!