【巌流島】道衣を巧みに使った関根が川村を振り切る
巌流島実行委員会/株式会社ひとだんらく
「巌流島 ADAUCHI 2017 in MAIHAMA」
2017年9月2日(土)千葉・舞浜アンフィシアター
▼第7試合 特別試合 無差別級
○関根“シュレック”秀樹(柔術/日本)
判定2-1
●ロッキー川村(パンクラシスト/日本)
現パンクラス・ミドル級王者の川村が巌流島に初参戦。記者会見では映画『ロッキー』の主人公になり切りぶりが話題となった。
対する関根は格闘技に専念すべく、43歳にして警察官を辞職。アブダビワールドプロ柔術100kg超級優勝2回、“組み技世界一決定戦”と呼ばれる『ADCC』では2011・2013・2015・2017と4回連続でアジアオセアニア代表、全日本柔術選手権2016無差別級優勝、柔術アジア選手権2016優勝など。プロMMAの試合にもたびたび出場し、昨年12月にはONE FC世界ヘビー級王座に挑戦している。
この試合は寝技30秒、関節・絞め技ありの特別ルールで行われた。
1R、川村は積極的に動いてパンチ&ロー。川村が組み付くと関根は道着をつかんで崩していく。ねじ伏せてテイクダウンを奪うとパンチを叩き込み、川村が立ち上がろうとすると道着を引いて崩し、さらにパンチを連打。
ブレイク後も関根が道着を上手く使って川村を崩し、道着をつかんだままパンチを叩き込んでいく。川村は立ち上がろうとするもやはり崩され、関根はマウントパンチ。一方的に攻められた川村。
2R、川村は動き回ってパンチを叩き込んでいく。組み付く関根にパンチを見舞う川村だが、今度も崩されて寝技へ。バックを奪った関根がパンチを連打。ブレイク後、川村が右ハイ。関根が道着をつかんでくるとパンチを連打するが、関根は豪快に投げてまたも背後からのパンチ。ブレイクになると、川村がすぐにパンチとヒザ蹴りで攻め、関根はスタミナ切れが見える。
3R、関根はタックルにいくが川村が上から潰す。立ち上がった川村は右ストレートを突き刺し、関根がつかんでこようとすると走るようにして離れる。スタミナ切れの関根のタックルを切り、パンチとローを放っていく川村。左フックで尻餅をついた関根をパウンドからの押し出して転落も奪う。最後は関根が投げを見舞ったところで試合終了。
一進一退の好試合は判定2-1と割れ、1Rと2Rを優勢に進めた関根が勝利。川村の追い上げは届かなかった。勝者・関根には前田日明からトロフィーが贈呈された。
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