【UFC JAPAN】前に出続けた朱里が打撃戦を制し、白星デビュー
UFC
「UFC FIGHT NIGHT JAPAN」
2017年9月23日(土)さいたまスーパーアリーナ
▼第3試合 女子ストロー級 5分3R
〇近藤朱里(VOS GYM/パンクラス初代女子ストロー級王者)
判定2-1 ※30-27、28-29、30-27
●ジョン・チャンミ(韓国)
朱里は2009年12月にシュートボクシングルールでデビューし、キックボクシングで5年間無敗を誇った。2016年4月からUFCを目指すためにMMA(総合格闘技)に転向してパンクラス参戦。初戦で現在RIZINで活躍する浅倉カンナに勝利し、破竹の5連勝で初代ストロー級王者に輝いた。今回が念願のUFC初参戦。
対するチャンミは6月にUFCデビューした新星。UFCデビュー前には、先日『シュートボクシング』でギャビ・ガルシアと対戦し話題を呼んだ藪下めぐみにも勝っている。
1R、ジャブでプレッシャーをかけて前に出るのは朱里。チャンミは気合いの声を発しながらワンツーを放つ。朱里は左ミドルとワンツー、組むとヒザ蹴り。何度もアタックを仕掛ける朱里にチャンミもワンツーで応戦。
インターバル中に気合いを入れるためか、雄叫びをあげるチャンミ。
2Rも同様の展開が続くが、朱里の左ミドルと前蹴りがタイミングよく決まる。朱里の右ストレートに一瞬ヒザを折るチャンミ。チャンスと見た朱里はパンチで一気に前へ出るが、チャンミもワンツー、エルボーを打ち返す。パンチを出しながら前に出る朱里に、チャンミは走るようにして離れる場面も。
3Rもパンチを出しながら前に出る朱里に、チャンミが気合いの声を発しながらパンチで迎え撃つ展開。朱里のジャブ、右ストレートがヒットしていく。残り1分を過ぎると、さらに強引に前へ出てパンチを放つ朱里。後ろ蹴りも繰り出す。最後は打ち合いとなったが、朱里のヒット数が優った。
判定は2-1と割れたが、朱里が勝利。UFC初陣を白星で飾った。
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