【SB】MIOが最強ムエタイ少女を2度投げて辛くも勝利
シュートボクシング協会
「-SHOOT BOXING BATTLE SUMMIT-GROUND ZERO TOKYO 2017」
2017年11月22日(水)東京ドームシティホール
▼第5試合 SB日本女子ミニマム級(48.0kg) エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
〇MIO(シーザージム/SB日本女子ミニマム級王者)
判定3-0 ※30-27、29-28、29-28
●ペッディージャー・オーミークン(タイ/WPMF世界女子ミニフライ級王者)
現在17連勝と快進撃中のMIOは、前回9月にルンナパー・ポームァンペットとプロ32戦目にしてムエタイと初対決。首相撲に手を焼いたが、シュートポイント(投げのポイント)と右アッパーでダウンを奪って勝利している。
対するペッディージャーは女子ムエタイの最強少女と言われる15歳。昨年7月にWPMF世界女子ミニフライ級王座を獲得するも強すぎて相手がいないため返上。今年4月にはWPMF世界女子ライトフライ級王座も獲得して二階級制覇を達成した。プロデビューは7歳で、男子選手ともこれまで20戦やった経験があるという。また、ルンナパーには9月に判定勝ちしている。
この最強の敵にMIOは苦戦を強いられた。1R、ペッディージャーは前へ出て蹴りと強いパンチ、そして組むとMIOのバランスを崩してコカす。さらにMIOの得意技である右ストレートをしっかりとガードする。
2Rが始まってすぐ、MIOはペッディージャーの蹴り足をキャッチすると組み付き、首投げでシュートポイントを奪う。さらにワンツーから組み付いてもう一度首投げで2度目のシュートポイントを加算。
しかし、打撃の展開になるとペッディージャーのパンチ、蹴り、首相撲からのヒザ蹴りに手を焼く。
3R、ペッディージャーの右ストレートが2発ヒットし、MIOがのけ反る。さらに首相撲で崩してのヒザ蹴り、パンチにカウンターのヒザ蹴りとペッディージャーが反撃。このヒザ蹴りにパンチを合わせるMIOだが、やはり首相撲からのヒザ蹴り連打に手を焼き、最後にも右ストレートでのけ反らされた。
判定は2度のシュートポイントを奪ったMIOの勝利となったが、ペッディージャー強しを印象付けた一戦に。試合後、シーザー武志会長も「ペッディージャーは強い。もっと強くなる。MIOはもう少しで負けていた。もっと練習して勉強しないとダメですね」とMIOに辛口の評価を下した。
※全試合結果はこちら
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