【RISE】那須川天心が南米最強の男を圧倒KO、次はRIZINだ
RISEクリエーション
「RISE121」
2017年11月23日(木)東京・Tokyo Dome City Hall
▼第10試合 セミファイナル 3分5R無制限延長R
〇那須川天心(TARGET/RISEバンタム級王者)
KO 3R 1分15秒 ※3ノックダウン
●イグナシオ“El Misil”カプロンチ(アルゼンチン・Dojo Serpiente/WKC世界60kg級王者)
当初この試合はRISEバンタム級タイトルマッチとして行われる予定だったが、挑戦者イグナシオが850グラムオーバーで計量をクリア出来なかったためタイトルマッチは不成立。那須川が試合を了承したため、イグナシオには減点1、8オンスのグローブハンティ(那須川は6オンス)でノンタイトル戦が行われることになった。
1Rはローの蹴り合いからスタート。那須川は強い左ローを蹴りながら、三日月蹴りもヒットさせる。
那須川がバックスピンキックを繰り出すと、イグナシオも同じ技を繰り出して会場が沸いた。
2R、那須川のパンチを警戒してガードが固いイグナシオ。ならばと那須川は飛びヒザ蹴りからボディへのヒザ蹴りを連発。さらにボディブロー、三日月蹴りと徹底的にボディを攻める。イグナシオの右フックはかわして左フックを叩き込む。
那須川は三日月蹴りから左ボディブロー。イグナシオはバックスピンキックを返そうとしたが、ボディの痛みに耐えかねてしゃがみ込む。ダウンとなった。
3R、那須川が後ろ回し蹴りを顔面にヒットさせると、イグナシオも同じ技を返そうとしたが、那須川はもうその場にいない。すぐに那須川が左ボディブローで攻めるとイグナシオは再びしゃがみ込んでダウン。
今度は胴まわし回転蹴りをヒットさせた那須川は続いてのボディブローで2度目のダウンを奪う。
最後は得意のトリケラトプス拳のポーズで場内を沸かせると、左フックから左ヒザをボディに突き刺し、3度目のダウンを奪ってKO勝ちした。
大盛り上がりとなる満員の場内。那須川はマイクを持つと「イグナシオは体重オーバーしてしまいプロとしてどうかなと思ったんですが、それを思わせないくらい強い選手だと思いました。またベストの時に、僕がアルゼンチンまで行って戦ってもいいと思っています」と、敵地に乗り込んでの再戦もOKだという。
「勝ってホッとしています。僕はこのベルトを16歳の時に初めて獲って3年が経ちます。ほかにもたくさんベルトがありますが、このベルト一本だけでいいと思っています。世界最高の選手がRISEにいるってことを証明したいと思っています」と誰の挑戦でも受けると言い、「DoAの優勝者はぜひ俺と戦いましょう。また、年末にも試合をすると思うのでインパクトを残します」と、同じ大会で行われた『DEAD OR ALIVE -57kg TOURNAMENT』の優勝者に宣戦布告。そして大みそかのRIZINへの出撃を宣言した。
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