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【RISE】韓国の鉄拳リーが3度ダウンを奪い王座奪取

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2017/11/23(木)UP

RISEクリエーション
「RISE121」
2017年11月23日(木)東京・Tokyo Dome City Hall

強打で野辺(左)からダウンを奪ったチャンヒョン(右)

▼第9試合 RISEスーパーフェザー級(-60kg)タイトルマッチ 3分5R無制限延長R
〇チャンヒョン・リー(韓国/RAON/挑戦者・同級1位)
判定3-0 ※49-47、49-45、49-45
●野辺広大(RISE ON/INSPIRIT/RISEスーパーフェザー級王者)
※リーが第5代王座に就く。野辺は初防衛に失敗。

 両者は今年3月にノンタイトル戦で対戦し、“韓国の鉄拳”リーが2RでKO勝ちしている。野辺にとっては初防衛戦であり、リベンジマッチにもなった。

 1R、圧力をかけて前に出るリーに野辺はフットワークを使って回り込む。リーの重い右フックに野辺はジャブで応戦。野辺は追い詰められてパンチを連打される場面が多く、左フックでついにダウンを奪われる。

 2Rもリーは前に出て左右フックで野辺を追いかける。距離を詰めて右フックからの左フックでダウンを追加すると、パンチを打ち返してきた野辺に右クロスカウンターを叩き込んで通算3度目のダウンを奪う。猛打にさらされる野辺だが、この大ピンチを何とか逃げ切った。

 3R、野辺は動き回ってミドルやハイを蹴っていく。野辺が蹴りを多く出したせいか、このラウンドはリーの鉄拳は鳴りを潜めた。

 4R、野辺の左ミドルを嫌がる素振りを見せたリー。そこへ野辺がボディブローで攻め込む。さらに左ヒザ蹴りも突き刺す。リーもパンチを返すが明らかに爆発力が落ちており、野辺が反撃に転じる。

 5R、野辺がボディを狙って攻撃を仕掛けていくが攻め切れない。野辺のボディ攻撃でリーが下がるたびに、逆転を期待する大歓声が沸き起こるが、リーも終盤はパンチで反撃。野辺は最後までボディを攻めていったがダウンを奪うことは出来ず、判定で合計3度のダウンを奪ったリーが王座を奪取した。

 リーはマイクを持つと「小さい頃からRISEのチャンピオンになるのが夢でした。ベルトを獲ることが出来て光栄です。もっとアグレッシブな試合でKOで勝ちたかったんですが、広大が強くて判定勝ちになりました。これからRISEのチャンピオンとしてもっと強いところを見せたいので、明日から練習を始めます」と、勝っても驕らずに精進していくと語った。

※全試合結果はこちら

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