【K-1】卜部が世界3位スぺトゥクに完勝、王者ウェイ・ルイに挑戦アピール
K-1実行委員会
「K-1 WORLD GP 2017 JAPAN 初代ヘビー級王座決定トーナメント」
2017年11月23日(木・祝)さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ
▼第11試合 スーパーファイト K-1ライト級 3分3R延長1R
○卜部功也(K-1 GYM SAGMI-ONO KREST/初代K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者)
判定3-0 ※三者とも30-27
●クリスチャン・スぺトゥク(ルーマニア/WTKA世界ライト級王者)
卜部は卓越したテクニックとディフェンスで“アンタッチャブル”(触ることができない)と異名を取る初代K-1スーパー・フェザー級王者。今年からライト級に階級を上げ、2月の初代王座決定トーナメントに出場したが、1回戦でゴンナパーとの死闘の末に敗退した。しかし9月のKrush後楽園ホール大会では、ヤニック・レーヌに判定勝利して復活。
相手のスペトゥクは元・水球選手という変わった経歴を持つルーマニアのトップファイター。東欧のビッグイベント『SUPER KOMBAT』の世界ライト級王者だ。今年2月の初代ライト級王者決定トーナメントでは、準決勝でウェイ・ルイに敗れるもハイレベルな攻防を見せた。
サウスポーの卜部とオーソドックスのスペトゥク。スペトゥクはどんどん前に出てパンチで攻める。卜部は右ジャブからワンツー、ミドル。蹴りも多く出す。スペトゥクはサウスポーへの定石として、右のパンチから攻める。しかし卜部は上体を振ったりステップを踏んでかわす。
2R、スペトゥクは逆ワンツーを振るいながら前に出るが、中盤、卜部がカウンターの左ストレートでダウンを奪う。卜部はその後、右ジャブの連打。
3R、スペトゥクは疲れて口を開け荒い呼吸。逆ワンツーを振るいながら強引に前に出続けるが、卜部はかわしてロー、ミドルを入れる。疲労を隠せないスペトゥクは追い足も遅い。卜部はワンツーから左ミドルを入れ、ヒザ蹴りも見せた。
ジャッジ三者とも30-27を付けるフルマークの判定で卜部が判定勝利。
マイクを掴むと、「久しぶりにK-1に帰ってきました。世界第3位の選手に自分がどこまで通じるのか試してみて、勝つことが出来て嬉しく感じています。このレベルの相手に一方的に勝つことが出来たので3月にウェイ・ルイと戦わせてください」と、K-1ライト級王者ウェイ・ルイへの挑戦をアピールした。
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