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【DEEP JEWELS】SARAMIが3度目の対決も制して王座挑戦へ

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2017/12/03(日)UP

激闘を物語るワンシーン。打ち合いの中でSARAMI(右)の右フックが強烈に前澤(左)を捉えた

DEEP事務局
「DEEP JEWELS 18」
2017年12月3日(日)東京・新宿FACE

▼第11試合 メインイベント DEEP JEWELSアトム級次期王者挑戦者決定戦 5分3R
〇SARAMI(パンクラスイズム横浜)
判定3-0 ※三者とも29-28
●前澤 智(リバーサルジム 立川 ALPHA)

SARAMI恒例の入場ダンス。北岡悟、ロッキー川村もセーラー服で熱演

 超満員札止めとなった今大会のメインを飾った一戦。両者は2015年5月と2017年5月の2度対戦し、いずれもSARAMIが勝利。今回は現DEEP JEWELSアトム級王者・黒部三奈への挑戦権を懸けての3度目の対決となった。

 1R。右フックをヒットさせたSARAMIが前へ出て前澤も打ち合う。組み付いたSARAMIはテイクダウンを狙いつつ顔面へヒザ蹴りを入れる。

 離れると前澤がパンチで追う展開。テイクダウンの攻防から離れると、SARAMIが右フックを入れる。このラウンドはSARAMIの有効打が目立った。

 2Rもパンチの打ち合いとなる。両者がジャブを当て合う中、前澤の右が当たり始める。終盤、SARAMIは組み付いてテイクダウン狙い。前澤は倒されてもすぐに立ち上がる。このラウンドは前澤がヒット数で上回ったか。

 3R、パンチの打ち合いを見せる両者だが、右のパンチをヒットさせていくのはSARAMI。前澤も前へ出てパンチを繰り出していくが、SARAMIの一発が強い。終盤、打ち気になっていた前澤にSARAMIが抜群のタイミングでタックルを決めてテイクダウン。最後はバックを奪ってのパンチを見舞ってダメ押しして、判定3-0でSARAMIが勝利を収めた。

 SARAMIはマイクを持つと「前澤さんがナメたこと言ったので絶対に勝とうと思って試合をしました。このままもっと強くなって黒部選手のベルトを私が巻きたいと思います」と王座奪取を宣言。

 すると王者・黒部がリングに上がり、「おめでとう。何メソメソ泣いてんだ。強くなれ」と言うと、嬉し泣きするSARAMIは「強いっすよ」と返答。

 黒部は「マジかよ。負けないよ」と受けて立つ姿勢を見せた。

 大会終了後、佐伯繁DEEP代表より、両者のタイトルマッチを2018年3月大会で組むことが発表された。

※全試合結果はこちら

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