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【K-1】和島大海が山崎陽一を圧倒KO、世代交代果たす

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2017/12/27(水)UP

威力のある打撃を積極的に打ち込んでいった和島(右)


K-1実行委員会

「K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~SURVIVAL WARS 2017~」
2017年12月27日(水)東京・後楽園ホール

▼第3試合 K-1スーパー・ウェルター級 3分3R延長1R
○和島大海(22=月心会・チーム侍)
KO 3R 2分06秒
●山崎陽一(34=K-1ジム・シルバーウルフ/第2代Bigbangスーパー・ウェルター級王者)

 共に強靭なフィジカルと強打を持ち味とするベテランと新世代によるスーパー・ウェルター級の新旧対決。山崎は今回の試合がキャリア42戦目で、これまでに国内外のトップファイターたちとの試合を経験。昨年は連敗が続いたが、今年9月にBigbangのベルトを獲得して復活を果たした。

 一方の和島はキャリアこそ8戦目だが、これまでに上げた6勝のすべてがKO勝ちという期待の新星。今年1月にはKrush王座経験者の中島を相手に判定2-0で敗れはしたが健闘。以降も3戦連続でKO勝利を収めている。

 1R、和島がしなるような左ミドル&ハイの連打で先制。山崎が飛び込むように右フックを返す。今度は左ローをテンポよく蹴っていく和島は、山崎が間合いを潰してくるとクリンチからヒザ蹴りを突き刺し、離れ際には左ハイと、間髪入れずに攻め込む。山崎はローを効かされて連打が出ない。

 2R、なおも左の蹴りで畳み掛ける和島。山崎は強引に間合いを潰していくがパンチが出せず、クリンチ合戦から和島のヒザ蹴りや右フックを被弾する場面も。左インローを受け続けた山崎の内股が赤く腫れ上がる。

 3R、額が付くほどの距離までしつこく間合いを潰してくる山崎。和島はこれをいったん突き放すと、すぐさま左フック、左ミドル、飛びヒザ蹴りを叩き込み、山崎にコーナーを背負わせる。

 苦しそうな山崎は間合いを開けたところで、和島の左ハイを被弾。ぐらついた山崎は左フックを放とうとするが、和島の豪快な飛びヒザ蹴りが顔面に直撃。ダウンした山崎は何とか立ち上がるが、レフェリーが試合続行不可能と判断した。和島が7戦連続となるKO勝ちで、スーパー・ウェルター級の世代交代を果たした。

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