【RIZIN】KINGレイナが8戦目にして初敗北、ダンドーワの上手さ光る
「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017 男子バンタム級トーナメント&女子トーナメント2nd ROUND/Final ROUND-」
2017年12月29日(金)さいたまスーパーアリーナ
▼第6試合 RIZIN女子MMAルール 70.0kg契約 5分3R ※ヒジあり
○シンディ・ダンドーワ(ベルギー/Perfect Team MMA)
判定2-1
●KINGレイナ(FIGHT CLUB 428)
2016年11月のプロデビュー戦から7戦全勝の快進撃を続けるKINGレイナが、ダンドーワと対戦。
ダンドーワはKINGレイナと同じく柔道をベースに持ち、ベルギー王者に2度君臨。ヨーロッパ選手権でも常連として活躍するなど柔道の実績ではKINGレイナよりも上。2009年、MMA(総合格闘技)に転向するとデビュー戦の相手がいきなり、日本でもお馴染みの元ストライクフォース女子バンタム級王者マルース・クーネンでありながら勝利を収める。
世界最大の女子MMAプロモーションであるインヴィクタの現バンタム級と現フェザー級王者にもそれぞれ勝っている。UFCは1試合のみ経験。KINGレイナにとって過去最強の敵だと言えよう。
1R、パンチで前に出るレイナにダンドーワが組み付き、レイナがテイクダウンに行ったがバックを奪ったのはダンドーワ。スリーパーを狙いながらレイナにパンチを見舞っていく。
ダンドーワは足を4の字の形にしてレイナのボディをロック。バックを奪われた状態が長く続き、レイナはポジションを返せない。残り10秒のところでレイナがようやく上を奪ったが、すぐにゴングとなった。
2R、レイナの右ロングフックがヒット。ダンドーワはジャブを繰り出す。レイナは組み付くと投げを見舞い、上になるがダンドーワのディフェンスにあって攻めあぐねる。ダンドーワは両足で下からレイナの首を挟む。レイナは横四方固めからボディへヒザ蹴りを見舞い、アームロックを極めにいく。全力で絞るレイナだが、ラウンド終了となった。
3R、レイナはすぐに投げを見舞い、けさ固めからアームロックを狙う。ダンドーワは立ち上がるがレイナは組み付いたまま離れない。しかし、ダンドーワは脱出に成功。
ジャブを繰り出すダンドーワにレイナは右の強打を連続ヒット。攻めるレイナにダンドーワがいいタイミングでタックルを決め、寝技に持ち込む。一度は離れるもすぐにテイクダウンを奪われるレイナ。残り20秒でダンドーワがパウンドを乱打し、試合を終えた。
判定は2-1でダンドーワの勝利。レイナはプロ8戦目にしてついに初黒星を付けられた。
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