【RIZIN】大塚隆史がタハに大逆転のフロントネックロック
「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017 男子バンタム級トーナメント&女子トーナメント2nd ROUND/Final ROUND-」
2017年12月29日(金)さいたまスーパーアリーナ
▼第9試合 RIZIN MMAトーナメントルール RIZINバンタム級トーナメント2nd ROUND第3試合
○大塚隆史(T-grip Tokyo/DEEPバンタム級王者)
一本 3R 2分23秒 ※フロントネックロック
●カリッド・タハ(ドイツ)
※大塚が準決勝に進出。
大塚はレスリングをバックボーンに持ち、DEEPでバンタム級とフェザー級の二階級を制覇。トーナメント1回戦では元UFCファイターのアンソニー・バーチャックから勝利を収めている。
タハはテコンドーをバックボーンに持ち、ドイツでは2団体の王座に就いている。トーナメント1回戦では修斗環太平洋王者・石橋佳太にTKO勝ち。2013年にプロデビューして以来、無敗を誇る。
1R、タハは両足を動かしてフェイントをかけ、パンチと右ローを放つ。よく伸びるジャブ、遠くから飛んでくる右フックをもらう大塚。3連打で大塚が大きくバランスを崩す。
大塚が満を持してタックルを決めてテイクダウンに成功。抑え込みにいった大塚だったが、タハは立ち上がる。スタンドに戻るとタハが打撃で圧力をかけていく。
2R、タハはバックスピンキックを繰り出す。パンチを連打するタハにタックルで組み付く大塚。テイクダウンを仕掛けていくがタハはなかなか倒れず、逆にタハにテイクダウンされる。一度立ち上がった大塚のバックを奪ったタハは再び寝技に持ち込むが、大塚はやはり何もさせずに立ち上がり、今度はテイクダウンに成功。しかし、残り時間はわずかだった。
3R始まってすぐに大塚がタックルでテイクダウンに成功。タハは下から蹴り上げを見せる。大塚のポジション移動の途中でタハが立ち上がろうとしたところへ、大塚ががぶってフロントチョーク。そのまま寝技に持ち込み、ガッチリと極めて逆転一本勝ちを飾った。
「最高です。無敗だけあって力が強いし、変な生き物と戦っているみたいでした。人間じゃない。僕の強みは折れない心なので、どんなに負けてても折れない気持ちの強さで日本人の強さを見せてやろうと思いました。突っ走ります。決勝は日本人対決がやれればなと思っています。31日を楽しみにしていてください」と大塚は勝利者インタビューに答えた。
※全試合結果はこちら
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