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【RIZIN】堀口がバッティングのアクシデント乗り越えケイプに一本勝ち、決勝進出

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2017/12/31(日)UP

堀口(左)がバッティングのアクシデントも乗り越え決勝進出

RIZIN FF事務局
「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017 男子バンタム級トーナメント&女子トーナメント2nd ROUND/Final ROUND-」
2017年12月31日 (日)さいたまスーパーアリーナ

▼第1試合 RIZINトーナメントルール RIZINバンタム級トーナメント準決勝第1試合 61.0kg契約 5分3R
〇堀口恭司 (アメリカン・トップチーム/元第9代修斗世界フェザー級王者)
一本 3R 4分27秒 ※肩固め
●マネル・ケイプ (アンゴラ)
※堀口が決勝戦へ進出。

 29日の2nd ROUNDでガブリエル・オリベイラ (ブラジル)を1RでTKOした堀口と、優勝候補のイアン・マッコール (アメリカ)に大番狂わせの1RTKO勝ちを収めたケイプが準決勝を争う。

 ゴングが鳴る前から額と額を押し付け合い、闘志全開の両者。

 1R、堀口が速いワンツーを放ち、右フックでケイプが早くもグラつく。追撃に来た堀口に組み付いたケイプはパンチを見舞う。堀口の左フックをかわしたケイプがタックルで組み付き堀口のバックを奪うが、堀口は何もさせず立ち上がる。

 堀口はジャンプしての右ミドルキック。堀口の速いパンチをかわすケイプ。堀口がテイクダウンを奪うとケイプはしがみつく。

 パウンドを打つ堀口だがケイプは立ち上がる。サイドキックを繰り出し転倒したケイプに、堀口がバックからのパンチ、さらにパウンド。スピード感あふれる攻防が続いた。

 2R、蹴りとパンチの応酬が続く中、堀口の伸ばした指がケイプの目に入ってしまい一時中断。前に出てパンチを放つケイプに堀口の右フックがヒット。しかしケイプもパンチを出してさらに組み付く。

堀口が肩固めをガッチリ極めた

 ケイプの左ハイキックに堀口が右ストレートを合わせて尻餅をつかせるが、ケイプは下から蹴り上げて追撃を許さない。

 3Rが始まると同時に堀口が左ハイを見舞う。ケイプが前に出てくるところに右フックをクリーンヒットさせ、ケイプはダウンするがすぐに何事もなかったかのように立ち上がる。堀口が右フックに行ったところでケイプの頭が直撃し、バッティングで一時中断。堀口はかなりのダメージ。

 再開後、ケイプが左右フックでラッシュ。堀口は右目上からの出血が見られる。堀口は落ち着いてタックルでテイクダウンを奪い、マウントへ。そして残り1分を切ったところで肩固め。これがガッチリと極まり、堀口が見事な一本勝ちを収めた。

 笑顔の堀口はマイクを持つと、「今日はあんまり得意じゃないサブミッション(関節・絞め技)で極められました。みなさんの応援のおかげで勝つことが出kました。まだ試合あるのでしっかり優勝します」と優勝宣言が飛び出した。

▶︎全試合結果はこちら

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