【RIZIN】ミルコがパウンドで高阪剛を秒殺、引退まであと2試合
RIZIN FF事務局
「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017 男子バンタム級トーナメント&女子トーナメント2nd ROUND/Final ROUND-」
2017年12月31日 (日)さいたまスーパーアリーナ
▼第9試合 ヘビー級(120.0kg以下) RIZIN公式ルール 1R10分/2R5分
〇ミルコ・クロコップ(クロアチア)
TKO 1R 1分02秒 ※パウンド→レフェリーストップ
●高阪 剛(ALLIANCE)
高阪はリングスでプロデビューし、UFCにも継続参戦した日本総合格闘界のパイオニア。2006年のPRIDE無差別級GPで元K-1王者マーク・ハントと対戦し、壮絶な殴り合いの末にKO負けして一度は引退したが、2015年12月29日のRIZIN旗揚げ戦で復帰。30㎏以上重い巨漢ジェームズ・トンプソンをスタンドのパンチでTKO勝ちして復活したが、昨年末のRIZIN無差別級トーナメントでは、体重193㎏の元十両、バルト(エストニア)に判定で敗れている。
今回、高阪が挑むミルコは、そのトーナメントで全試合完全決着で優勝。試合はトーナメント以来1年ぶりとなり、2018年の大みそかで引退することを表明している。
1R、ジャブを出すミルコに高阪が前へ出てパンチを当てていく。高阪が右フックを空振りするとミルコはバックを奪いに行き、組んだまま右フックの強打を3連打。そのまま寝技になり、ミルコがパウンドの雨を降らせる。一方的に殴られ続ける高阪を見て、レフェリーが試合をストップ。ミルコの秒殺KO勝ちとなった。
勝利者インタビューでは、「クロアチアのみんなも見てくれているので自分の全てを出し切ろうと思いました。日本は特別な場所。自分のこれまでの戦績と思い出がある。自分は、自分の世代の最後の一人だと思う。ただ、まだ十分な力を持っていることを見せていきたいと思う。表明した通り来年の大みそかを最後の試合にしたい。その前にもう1試合、皆さんに見せられたいいなともいます。ずっと戦ってきていい結果を残せたことを幸せに思い、最後まで走り抜けたいと思います」と、改めて2018年の大みそかに引退することをファンに告げた。
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