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【Krush】ゴンナパーが強烈ヒザ蹴りKO勝ち、王座挑戦権を獲得

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2018/02/12(月)UP

最後は強烈な飛びヒザ蹴りで石田(奥)を仕留めたゴンナパー(手前)


グッドルーザー

「Krush.85」
2018年2月12日(月・祝)東京・後楽園ホール

▼第7試合 セミファイナル Krush -63kg次期挑戦者決定戦 3分3R延長1R
○ゴンナパー・ウィラサクレック(25=タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム/WPMF世界スーパーライト級王者)
KO 2R 2分21秒
●石田勝希(25=RKS顕修塾/MA日本スーパーライト級王者)

 今大会では当初、ゴンナパーvs瑠輝也(るきや/22=TRY HARD GYM)の-63kg次期挑戦者決定戦が予定されていたが、所属ジムに契約違反があったとの理由から瑠輝也の出場が取り消しに。石田勝希が瑠輝也に代わり、ゴンナパーと王座挑戦権を争うことになった。 

 ゴンナパーは2016年9月からK-1に参戦し、強烈な左の蹴りを武器に元Krush -63kg&-65kg王者・山崎秀晃や元K-1 WORLD GPスーパーフェザー級王者・卜部功也を撃破。Krushには昨年11月に初参戦し、Bigbangスーパーライト級王者・林健太を1R2分7秒KOでマットに沈めた。

 対する石田は『K-1甲子園2009』で第3位、グローブ空手で60戦無敗の実績を引っさげ、2011年にプロデビュー。キックボクシングでは2つのベルトを獲得し、2017年2月のKrushデビュー戦では、ゴンナパーと対戦した林に1R1分35秒でKO勝ちしている。

 1R、さっそく左ミドル&ハイで石田の右腕を潰しにかかるゴンナパー。石田は鋭い踏み込みから右フックや左アッパーを放ち、離れ際には右ミドル&ハイを飛ばす。ゴンナパーがコーナーを背負うと、石田がパンチのラッシュを仕掛ける場面も。

 2R、ゴンナパーが蹴るとすかさず蹴り返す石田。しかし、ゴンナパーはさらに左ミドル&ローの数を増し、強烈な左フックも叩き込んで石田につけ入る隙を与えない。

 徐々に動きが落ち始めた石田に対し、ゴンナパーは前蹴り。これで石田がコーナーを背負ったところに、ゴンナパーは左右フックから強烈な左ロー。石田はその場でしゃがみ込み、ゴンナパーがダウンを奪う。

 石田は何とか立ち上がるが、試合が再開された瞬間にゴンナパーが飛びヒザ蹴り一閃。後方へ吹っ飛んだ石田はそのまま立ち上がることができず、ゴンナパーのKO勝利となった。

 試合後、Krush -63kg王者・佐々木大蔵がベルトを肩にリングイン。ゴンナパーは会心の勝利に笑顔を浮かべながら、「今回はいつもよりたくさん練習をしました。会長に『負けたらタイに帰国しろ』と言われていたので。(佐々木のベルトを見て)ベルトが光って見えますね」とマイクアピール。

 これを受けて、佐々木は「ゴンナパー選手、おめでとうございます。みなさんが見ての通り、最強の相手だと思います。でも、このベルトは僕のモノなので、最強の挑戦者をしっかりと仕留めたいと思います。みなさん、応援よろしくお願いします」と意気込みを述べた。

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