【KNOCK OUT】不可思が大接戦の末、健太を振り切る
キックスロード
「KNOCK OUT FIRST IMPACT」
2018年2月12日(日)東京・大田区総合体育館
▼第6試合 KING OF KNOCK OUT初代スーパーライト級王座決定トーナメント1回戦 64.0kg契約 3分5R
○不可思(26=クロスポイント吉祥寺/REBELS/RISEスーパーライト級王者)
判定2-0 ※50-49、49-49、50-49
●健太(30=E.S.G/WBCムエタイ日本ウェルター級王者)
※不可思が準決勝へ進出。
健太は74戦のキャリアを持ち、老舗キックボクシング団体NJKFを長くけん引してきた大ベテラン。今回は本来のウェルター級から階級を落としての参戦。不可思は数々のベルトを巻いて来た実力者で、昨年はライト級トーナメントに出場したが1回戦で敗れ、今回は本来のスーパーライト級で王座を目指す。
1R、健太は不可思の右ローをブロックしつつ、そのローに右ストレートを合わせに行く。不可思のジャブ、右ストレートをかわしていく健太。両者ともヒットを奪えずイーブン。
2R、右ローを蹴っていく不可思に健太が右ストレート、右フックを狙っていく展開。健太はジャブを当てて前へ出る。不可思は離れて右ロー。組むと健太の右ヒジがクリーンヒット。健太がやや優勢に。
3R、前に出て距離を詰めて来る健太に不可思は右ヒジを見舞う。健太もそこへ左縦ヒジを合わせに来る。両者ローを蹴るが不可思が有利。接近戦になると健太がショートの右フックを2発クリーンヒットさせるが、このラウンドはイーブン。不可思は右目じりから出血が見られる。
4Rも前へ出るのは健太。ヒジと右ストレートを放つ。不可思はローを蹴ってボディブローを打つ。
健太は組み付くとヒジとヒザで上下へ攻撃。健太の接近戦での上手さが光る。健太の右フックが2発、右ヒジもヒットして下がる不可思。接近戦での打ち合いで健太がリードか。
5Rも健太は接近戦を仕掛けてショートのフック、ヒジ、組み付いてのヒザ蹴り。不可思も右ストレートと左右フックを打ち返すが、どんどん前へ出て徹底的に接近戦を仕掛ける健太に戦いづらそう。
両者身体を密着させながらのパンチを打ち合い、不可思のパンチが当たるが健太はしつこく食い下がる。最後はもみ合いとなって試合終了。判定は2-0で不可思が大接戦を制した。
健太に大きな拍手が送られた後、不可思はマイクを持ち「期待してくれたファンの人たちに応えられなくてすいませんでした。健太選手は強かったです。なんとか勝つことが出来たので俺がKNOCK OUTのベルトを巻くところを見てください」と優勝宣言した。
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