【DEEP】元谷友貴が激しい打ち合いを制して復活勝利
DEEP事務局
「DEEP 82 IMPACT」
2018年2月24日 (土)東京・ディファ有明
▼第10試合 セミファイナル DEEPバンタム級 5分3R
○元谷友貴(フリー/初代&第3代DEEPフライ級元王者)
判定3-0 ※30-27、30-27、30-26
●ビョン・ジェウン(CMA KOREA)
元谷はデビューからわずか7戦目で初代DEEPフライ級王座に就き、初防衛戦で和田竜光に敗れたが以後は怒涛の10連勝(無効試合を挟む)。2014年8月にはフライ級王座も奪回した。2017年4月の『RIZIN』では堀口恭司に敗れたが、堀口を相手に判定までもつれ込んでいる。今回はブラジルの名門シュートボクセ・アカデミーでの武者修行を経て、堀口戦以来、約10カ月ぶりの再起戦となる。
ジェウンはキックボクシングと柔術をバックボーンに持つ20歳のファイター。キックボクシングでは5戦4勝1敗の戦績を持ち、2016年8月のDEEPでは今成正和から勝利を奪っている。
1R、ジェウンが左右ローを蹴ると元谷は右ストレートからの左フック。この左フックがヒットすると連続して左を当てに行く。ジェウンが打ち返してくると、両者足を止めてフルスイングの左右フックの打ち合い。場内は大いに盛り上がる。その後も両者リスクのある打ち合いを見せた。
2Rも、どちらが倒れてもおかしくない足を止めた打ち合いを繰り広げる両者。元谷は落ち着きを取り戻したか、相手のパンチをかわして的確にジャブと右ストレートを当てていく。ジェウンの顔は血で真っ赤に染まった。
3R、下がりながらもパンチを繰り出し、テイクダウンも狙ってくるジェウン。元谷は左フックを2発クリーンヒットさせてラッシュをかけるが、ジェウンにテイクダウンを奪われた。立ち上がった元谷は細かくパンチを当ていにいき、残り30秒で左右フックのラッシュ。
しかし、組み付いてくるジェウンを仕留めることが出来ず、判定で復帰戦勝利を収めた。
元谷はマイクを持つと、「今日は応援ありがとうございました。怪我をして10カ月ぶりの試合でした。シュートボクセに行ってちょっとは打撃が出来るようになったかなと思います。もっと成長していくので榊原さん、RIZINまたよろしくお願いします」と、リングサイドで視察していた榊原信行RIZIN実行委員長へRIZIN再挑戦をアピールした。
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