【DEEP JEWELS】黒部三奈が熱闘で防衛に成功、その場でRIZIN参戦が決定
DEEP事務局
女子総合格闘技
「DEEP JEWELS 19」
2018年3月10日(土)東京・新宿FACE
▼第9試合 メインイベント DEEP JEWELSアトム級タイトルマッチ 5分3R ※ヒジあり
○黒部三奈(マスタージャパン/DEEP JEWELSアトム級王者)
判定3-0 ※三者とも29-28
●SARAMI(パンクラスイズム横浜/挑戦者)
※黒部が初防衛に成功。
最強の40歳女王・黒部に、昨年12月の挑戦者決定戦で前澤智を破って挑戦権を手にしたSARAMIが挑む。
1R、SARAMIはヒジを繰り出しながら組み付きに行く。SARAMIは回り込みながら右ストレートを入れるが、パンチで突進した黒部がバックを奪う。背後からパンチとヒザ蹴りを見舞う黒部。
離れると黒部が前へ出るがSARAMIが右フックを入れる。離れてパンチとヒジを狙うSARAMIに黒部は組み付いていくが、SARAMIの右フックでダウン。さらに投げられてバックを奪われる。大ピンチの黒部だがSARAMIの腕十字をしのぎ、上からパウンドを落とす。ラウンド終了間際にはパンチの打ち合い。
2Rが始まってすぐ組み付きに行く黒部。テイクダウンを奪い、SARAMIが立ち上がる展開が2度。前に出る黒部が右フックをヒットさせ、突進してパンチとヒザを浴びせていく。SARAMIもヒジを繰り出すが、黒部の前進は止まらない。黒部は組み付くと得意のヒザ蹴りとボディパンチ。SARAMIも打ち返してパンチの打ち合いとなるが、ラウンド終了直前にSARAMIがテイクダウンを奪う。
3R、左右フックを見舞うSARAMIに組み付いていく黒部。左ストレートを当てながらどんどん前へ出る黒部にSARAMIも左右フックで応戦。組み合うとSARAMIがパンチ、黒部がヒザ蹴り。徹底してヒザ蹴りで攻める黒部。残り20秒では壮絶な打ち合い。試合終了のゴングが鳴ると、場内は大きな拍手に包まれた。
判定は3-0で黒部が王座防衛に成功。1Rは確実にSARAMIに取られたが、追い上げに成功した形だ。黒部はマイクを持ち、「チャンピオンの黒部です。今日は疲れたけど頑張りました。ばばあ頑張っています。榊原さん、いらっしゃいますか? RIZINさん、私をいつも無視していますけど」と、リングサイドにいた榊原信行RIZIN実行委員長に呼びかける。
榊原実行委員長は「黒部さんの試合を見て感激しました。女子はRIZINではなくDEEP JEWELSがナンバーワンです」と答えると、黒部は「榊原さん、彼氏が欲しいのでいい男紹介してください。マーク・ハントみたいな人がタイプです」とまさかの彼氏紹介して欲しいアピール。しかし、榊原実行委員長は「いや、RIZINは黒部選手が欲しいです。RIZINに上がって来れたら彼氏探します。本当ですよ。みんな見たいですよね? RIZINは黒部チャンピオンの試合を地上波で流したい」と熱烈ラブコール。
「40歳でおっぱいもないですけどいいですか?」と戸惑いを見せる黒部。場内には「黒部コール」が沸き起こる。榊原委員長が「一番いいタイミングで試合を組ませてください」と出場を確約すると、黒部は「なんか違う展開になってびっくりしちゃいましたが、どこまで出来るかわかりませんが頑張ります」と答え、歓声を浴びた。
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