【K-1】久保優太が難敵バダザリアンに完封勝利
K-1実行委員会
「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~K’FESTA.1~」
2018年3月21日(水・祝)さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナ
▼第5試合 K-1 WORLD GPウェルター級タイトルマッチ 3分3R延長1R
〇久保優太(30=K-1ジム五反田チームキングス/K-1 WORLD GPウェルター級王者)
判定3-0 ※30-29、30-29、30-28
●メルシック・バダザリアン(26=アルメニア/Muay Thai America Gym/挑戦者)
※久保が初防衛に成功。
久保は昨年9月の初代ウェルター級王座決定トーナメントを制して初代王者となり、今回が初防衛戦。挑戦者のバダザリアンは同じトーナメントにて1回戦で山際和希に勝利しながらも、左肩負傷でドクターストップがかかり棄権。優勝候補ナンバーワンと言われながらも王座を手にすることは出来なかった。いわば“幻の決勝戦”がタイトルマッチで実現。
1R、サウスポーの両者はローの蹴り合いからスタート。久保はバダザリアンがパンチで前へ出てくるとバックステップでかわす。さらにジャブとフェイントでけん制し、バダザリアンを前に出させない。徹底して左ローを蹴る久保。
2Rも久保は徹底した左ロー狙いから右ストレート。バダザリアンは強引に入り込んでのワンツー、右フックを放つが、久保はクリンチに持ち込む。バダザリアンの左ストレートをしっかり見てかわす久保。
3R、久保はバダザリアンのパンチをかわし、前進をバックステップでかわして自分の距離を保つ。クリンチからの離れ際に久保の左ローが決まり、バダザリアンのダメージは明らか。左ローを蹴って前へ出る久保にバダザリアンもパンチを出すが、ローを蹴られると回り込んで逃げる。
最後まで自分の距離を保ち、バダザリアンのパンチをかわし、左ローを効かせていった久保が判定3-0で初防衛に成功。バダザリアンは放送席にいた魔裟斗に何かを訴えかけていた。
久保は「いつも調子に乗って打ち合いに行っちゃいますが、今日は勝負に徹してローでいきました。しょっぱい試合してすいません。せっかく去年ウェルター級のベルトを獲ることが出来たので、このあと何回できるか分かりませんが、5回、10回、現役が出来る限りこのベルトを守り続けたいと思います」と、長期政権を目指すと宣言した。
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