【K-1】城戸がKOマシンをハイキックでダウンさせて快勝、久保優太に宣戦布告
K-1実行委員会
「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~K’FESTA.1~」
2018年3月21日(水・祝)さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナ
▼第15試合 スーパーファイト K-1ウェルター級 3分3R延長1R
〇城戸康裕(35=谷山ジム/第2代Krush -70kg王者)
判定3-0 ※30-27、30-28、30-28
●イッサム・チャディッド(23=スペイン)
城戸は佐藤嘉洋らとしのぎを削った『K-1 WORLD MAX』時代から-70kg級(新生K-1ではスーパー・ウェルター級)で活躍してきたが、昨年11月大会から一階級下のウェルター級(-67.5kg)に転向。今大会でもウェルター級で27勝(25KO)1敗の戦績を誇る初来日のチャディッドと対戦する。
チャディッドは181㎝の城戸をしのぐ185㎝の長身とのデータだが、リング上では城戸の方が大きく見える。戦績は28戦27勝(25KO)1敗。非常に高い勝率とKO率を誇り、これまで3つのタイトルを獲得している。
1R、距離を遠めにとって右ローを蹴っていく城戸に、チャディッドは大きなフックを放っていく。左右フックを大きく振り回して前へ出るチャディッドを、フットワークでかわしていく城戸。ジャブからの左ローを連続でヒットさせる。
2R、城戸は右手を伸ばしてけん制するが、チャディッドは構わず入って来てワンツーを放つ。城戸はチャディッドのパンチをかわしながら左ローを蹴り続けるが、チャディッドの右ハイをもらってしまった。前に出るチャディッドへ城戸は左ミドルを蹴る。
3R、パンチで城戸をコーナーへ追い詰めていくチャディッド。城戸はチャディッドのパンチをもらう場面が目立つ。左ローを蹴り、ジャブを当てるが、目立った攻撃がない。このまま終わるのかと思われたその時、チャディッドの左のパンチに合わせた城戸の左ハイキックがクリーンヒット。相手が仰向けに倒れる豪快なダウンを奪う。
再開後も左ハイをヒットさせ、さらに左ストレートでチャディッドを吹っ飛ばす城戸。そこで試合終了となり、城戸が勝利を収めた。
城戸はマイクを持つと、「いやいや、ウェルター級に慣れたわ。本当に減量きつくて。なんで変えたかと言うとチンギスとやりたくないからね。さっきも(日菜太戦を)見ていたんだけど、変えてよかった。俺のやってることは間違いない」と、ウェルター級に階級を落としたのは正解だったという。
そして「今回こういう感じでいい感じにやらせてもらったので、今日は調子がいいので久保君、1時間後に試合できますかね? ダメ? じゃあ6月、待っています」とK-1ウェルター級王者・久保優太にやんわりと宣戦布告した。
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