【K-1】卜部功也が体重オーバーの王者ウェイ・ルイをKO、二階級制覇を達成
K-1実行委員会
「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~K’FESTA.1~」
2018年3月21日(水・祝)さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナ
▼第17試合 K-1 WORLD GPライト級タイトルマッチ 3分3R延長1R
〇卜部功也(27=うらべ こうや/K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/初代K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級元王者/挑戦者)
KO 2R 1分15秒 ※左ストレート
●ウェイ・ルイ(26=大東翔クラブ/CFP/K-1 WORLD GPライト級王者)
※卜部が新王座に就く。ルイは2度目の防衛に失敗。
ルイは昨年2月の「K-1 WORLD GP 初代ライト級王座決トーナメント」で優勝し、王座に就いた。同年6月にはゴンナパーを破り、初防衛にも成功している。
一方、卜部は初代ライト級王座決定トーナメントでは1回戦でゴンナパーに敗れ、二階級制覇の夢は叶わなかった。その後、9月のKrushでISKA世界王者ヤニック・レーヌ、そして11月のK-1では王座決定トーナメントで3位になったクリスチャン・スペトゥクを圧倒し、今回タイトル挑戦までたどり着いた。
しかし、王者ルイは前日計量で700グラムオーバーし、タイトルマッチとして試合は行われるが勝っても負けてもルイは試合後に王座をはく奪。卜部が勝った場合のみ新王者として認定されることになった。また、ルイは減点1、グローブハンデとしてルイ10オンス、卜部8オンスのグローブを使用する(本来は双方とも8オンス)ペナルティーが科せられることになった。
1R序盤から卜部が右ミドル、左フックをヒットさせていく。ルイは蹴りを出しながらパンチへとつなごうとするが、卜部はフットワークを使って的を絞らせない。ルイが入ってこようとするところには右ジャブを合わせる。
2R、ルイのローにボディストレートを合わせ、パンチからヒザ蹴りにつなげる卜部。そしてハイスピードの左ストレートを突き刺してルイを大の字にさせる。レフェリーは即座にストップし、卜部が鮮やかなKO勝ちで王座を奪取した。
ベルトを巻いた卜部は「まずはトーナメントの初戦でゴンナパー選手にアゴを折られて、そこから這い上がってきました。これも応援していただけるファンの皆さん、そして支えてくれるスポンサーの皆様のおかげだと思っております。チャンピオンベルトを巻いて二階級制覇を出来ましたが、ここからがスタートだと思っています。僕はまだまだ挑戦をやめません」と、これで満足はせずさらに上を目指したいと高らかに宣言した。
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