【RIZIN】ミルコの弟子デリアがヘビー級対決に勝利
RIZIN FF事務局
「RIZIN.10」
2018年5月6日(日)マリンメッセ福岡
▼第4試合 RIZIN MMA特別ルール 120kg契約 5分3R ※ヒジあり
○アンテ・デリア(27=クロアチア/Cro Cop Top Team)
判定3-0
●リカルド・プラセル(27=ブラジル/ALEMAO BROTHER’S TEAM)
デリアはミルコ・クロコップが太鼓判を押すクロアチア期待のホープ。2011年にプロデビューしてからの6戦は全て一本・KO勝ち。その後はヨーロッパの大会で活躍するも2015年にヒザの負傷で長期戦線離脱。今回のRIZINデビュー戦は約2年半ぶりの試合となる。
怪我が完治してからはミルコのジムに所属し、ミルコのスパーリングパートナーとして技術を向上させているという。ミルコは「こいつは規格外の、まさに別格。絶対に世界チャンピオンになる」とコメント。身長196㎝、体重110.3kg。
対するプラセルは元プロサッカーのゴールキーパーという異色のバックグラウンドを持ち、2010年から格闘技の練習を始めて2012年にMMA(総合格闘技)でプロデビュー。キックボクシングの試合も並行して行っていたが、2015年からはMMAに専念。長い手足を生かした寝技を得意とし、デビューから9戦全勝、全て関節・絞め技による一本勝ちという好成績を誇る。直近の試合ではブラジルの『Aspera FC』という大会でヘビー級王座に就いた。身長200㎝、体重112kg。
1R、デリアが右ストレートを放つとプラセルはタックル。これはブレイクとなり、再びタックルに行くプラセルだが、デリアが潰して上になってのパウンド。プラセルが上下の体勢を入れ替えようとしたが、デリアは素早く立ち上がってデリアがパンチを見舞う。またもタックルに行くプラセルだが、上になったのはまたもデリア。
2R、プラセルのタックルを潰したデリアは勢いよくパウンドを連打。左フックが何度も決まるが、プラセルも下からの腕十字を狙う。側頭部から流血しながらもパンチとヒジを打ち込んでいくデリア。そのままの体勢でラウンドを終えた。
3Rが始まってすぐにタックルにいったプラセルだが、やはりデリアが潰して上になる。デリアはパウンドを打つもプラセルのディフェンスに攻めあぐねる。残り1分でブレイク。スタンドに戻るとここでデリアが初めてタックルに行き、大きく持ち上げて投げ、テイクダウンを奪う。
判定3-0で勝利を収めたデリアは、笑顔で観客に勝利をアピールした。
photo=(c)RIZIN FF
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