【Krush】元王者・安保璃紅、契約トラブルからの再起戦に勝利
Krush実行委員会
「Krush.89」
2018年6月30日(土)東京・ 後楽園ホール
▼第6試合 Krushスーパー・フェザー級 3分3R延長1R
○安保璃紅(あんぽ・りく/20=team ALL-WIN/元Krushスーパー・フェザー級元王者)
判定3-0 ※30-29、30-28、30-29
●覇家斗(はやと/27=K-1ジム・ウルフ/UKF日本ライト級王者)
安保は2017年5月に8戦無敗で王座に就いて注目を浴びたが、同年10月の初防衛戦で郷州征宜に敗れて王座を失った。その後、当時所属ジムだったTRY HARD GYMがK-1グループ(Krushも加入)との契約トラブルにより出場停止となっていたが、独立し大阪で兄とともに自分たちのジム『ALL-WIN GYM』を設立しK-1グループと契約し郷州戦以来約8ヶ月ぶりの再起戦となる。
対する覇家斗は2016年10月からKrushに参戦し、島野浩太朗や闘士といったKrushトップファイターから勝利を収めている。
1R、中央にどっしりと構える安保は鋭いワンツーを突きながらバックスピンキックも繰り出す。対する覇家斗は回り込みながら左右ローを返し、時おり一気に踏み込んで左右フックを振るう。覇家斗が前に出たところで、安保はロープを背負いながら左右フックのカウンター。覇家斗がぐらついたところで安保がパンチをまとめる。しかし、覇家斗も怒濤のパンチラッシュを返して踏ん張り、タフネスぶりを見せつけた。
2R、左右ローを蹴る覇家斗の顔面に安保が鋭い左ジャブを突き刺す。覇家斗が左右フックで仕掛けるが、安保はしかりとガードを固めてカウンターの右フック。覇家斗が下がったところで安保は追撃のバックハンドブローも浴びせる。だが、またも覇家斗はパンチ連打を返して踏ん張り、さらに強烈な飛びヒザ蹴り。これをボディに被弾した安保は動きが止まる。
3R、鋭いジャブを突きながら一気に右フックや右ストレーチを振り抜く両者。覇家斗が右スーパーマンパンチで飛び込んだところで、安保はカウンターの右フックを叩き込む。ここから両者は再び激しいパンチの打ち合いになり、安保が覇家斗の乱打をかわしながら正確に左右フックをヒットさせた。
勝敗の行方は判定に持ち込まれ、ジャッジ全員が安保を支持。安保が粘る強敵・覇家斗を破り、8カ月ぶりの再起戦を勝利で飾った。
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