【Krush】松下えみが突貫ファイトで初防衛に成功
Krush実行委員会
「Krush.89」
2018年6月30日(土)東京・ 後楽園ホール
▼第7試合 トリプルメインイベント第1試合 女子アトム級タイトルマッチ 3分3R延長1R
○松下えみ(37=T-KIX GYM/王者)
判定2-0 ※29-29、30-28、30-28
●443(30=よしみ/NEXT LEVEL渋谷/挑戦者)
※松下が初防衛に成功。
松下は2015年12月にBigbangピン級王座、2016年12月にJ-GIRLSピン級王座を獲得。昨年9月には初代Krush女子アトム級王座決定トーナメントに出場し、準決勝で大本命の平岡琴を破ると、同年12月の決勝戦でCOMACHIも下して王者の栄冠を手にした。今回が初防衛戦となる。
対する443はそのトーナメント準決勝でCOMACHIに敗れたが、今年1月の『Krush.84』でNJKFミネルヴァ・アトム級王者C-ZUKAに1RKO勝ち。そのインパクトある勝利が決め手となって、今回の挑戦者に選ばれた。
1R、左右ローの蹴り合いからバックスピンキックを放つ松下。右ストレートで一瞬動きが止まった443に対し、松下は一気にパンチをまとめる。クリンチに逃れた443はワンツーやバックハンドブローを返して立て直すが、松下は足を使って動きながら左右ロー&ミドルの連打を間髪を入れずに返して反撃を許さない。
2R、序盤の打ち合いで443が右ストレートを打ち抜き、松下の体が大きく仰け反る。しかし、ダメージが無い様子の松下はパンチ連打と左ミドルを放ち続け、手数と圧力で押し込む。
3R、パンチが大振りになり始めた松下に対し、443は下がりながらも右ストレートをヒットさせる。なおも突進してくる松下を捌きながら右ハイや左アッパーを返していく。しかし、タフな松下はかまわず向かい続け、443をコーナーに押し込むと、ガードの上からパンチ連打を休むことなく浴びせた。
持ち前の突貫ファイトを貫いた王者・松下が、443の挑戦を判定2-0で退けて初防衛を果たした。
試合後、マイクを持った松下は対戦相手と関係者に感謝の言葉を述べ、「初防衛戦ということでプレッシャーもかなりあって緊張しましたが、今はホッとしています。練習したことがなかなか出せずに悔しいところもありますが、これからもチャンピオンとしての責務を果たして成長していきたいと思います。あと昨夜、KANA選手から応援メッセージもいただき、本当に力になりました。ありがとうございました」と笑顔を浮べた。
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