【シュートボクシング】世界トーナメントはイリアーナが制覇、MIO決勝で力尽きる
シュートボクシング協会
「SHOOT BOXING Girls S-cup ~48㎏世界トーナメント2018~」
2018年7月6日(金)東京・TDCホール
▼第9試合 48kg世界トーナメント決勝戦 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
●MIO(23=シーザージム/Girls S-cup2015年日本トーナメント&2016年アジアトーナメント優勝者)
判定0-2 ※29-30、30-30、29-30
〇イリアーナ・ヴァレンティーノ(30=イタリア/WBCムエタイ女子フライ級王者)
※イリアーナがトーナメント優勝。
今回初開催の48kg世界トーナメント決勝戦は、RENAの妹分MIOと、そのRENAと2度対戦しているイリアーナで争われることになった。RENAがMMA(総合格闘技)ルールとシュートボクシングルールで2勝しているイリアーナに勝つことが、MIOがRENAに追い付く条件となる。
1R、左へ大きく回り込むサウスポーのイリアーナにじりじりと近づくMIO。左ストレートを伸ばすイリアーナをMIOは首投げで投げるが、これはシュートポイントにならず。MIOは右ミドルをヒットさせる。
2Rも右ミドルを的確にヒットさせていくMIO。鋭く踏み込んでの右ストレートも強打する。イリアーナは左ストレートを当ててから組み付いての投げを狙うが失敗。イリアーナのパンチをかわし、MIOが右ミドルを蹴る。
3R、イリアーナはMIOの右ミドルをキャッチして転倒させる。さらにパンチで前へ出る。イリアーナの左ストレート、ワンツーが当たり出し、イリアーナがバックハンドブローを放つとMIOも同じ技を返す。イリアーナは首相撲に持ち込むとヒザ蹴りを連打。MIOは防戦一方となってしまう。イリアーナはさらにワンツーと攻勢に出る。パワーの差が目立つ。
勝敗は判定にもつれ込み、判定2-0でイリアーナが勝利。優勝を逃したMIOは涙を流した。笑顔を輝かせるイリアーナはマイクを持つと「日本は私にとってホームのような場所です。みんなに感謝を述べたいです。今回トーナメントで戦ってくれた選手たちにも感謝したい。そのおかげでトーナメントは盛り上がったと思います。家族にも感謝したいです」と、多数の人々へ感謝の気持ちを述べた。
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