【RIZIN】五味隆典が大爆発、初回KO勝ちに場内総立ち
RIZIN FF事務局
「RIZIN.11」
2018年7月29日(日)さいたまスーパーアリーナ
▼第7試合 RIZIN MMA特別ルール 73.0kg契約 5分3R
○五味隆典(39=イーストリンカンラスカルジム/元PRIDEライト級王者)
KO 1R 2分33秒 ※左右フック連打
●メルビン・ギラード(35=アメリカ)
五味は昨年、UFCとの契約を終えて日本のリングに復帰し、大みそかのRIZINで矢地祐介(28=KRAZY BEE)と対戦。1R2分36秒、三角絞めで敗れるも怒涛のラッシュで観客を沸かせ、場内には「五味」コールが響き渡った。しかし、現在6連敗中。
ギラードはレスリングからMMA(総合格闘技)に転向し、2005年にUFCへの登竜門である『TUF』シーズン2では、ビッグマウスとキャラクターで一気に知名度を上げ、フィナーレでマーカス・デイヴィスからTKO勝利でUFCの出場権を掴んだ。2014年にマイケル・ジョンソン戦が消極的だと批判を受けてUFCを解雇された問題児だ。
ギラードは計量オーバーでレッドカード(1点減点)からのスタート。
1R、パンチの打ち合いから五味がタックルにいくがギラードに切られる。すると五味は打ち合いに行き、右フックを連続ヒットさせて場内が大きく沸く。しかし、ギラードは涼しい顔だ。一度リセットする両者。かなり近い距離で向かい合う両者。ギラードの右フックがヒットすると五味はうなずく。
再びギラードの右フックをもらった五味はまたもノーガードで打ち合いに行く。フルスイングの左右フックを出しながら突進する五味。その強打をもらってギラードが崩れ落ち、五味が鮮やかなKO勝ち。五味がコーナーポスト最上段に立って勝利をアピールすると、場内は総立ちに。五味はさらに、リングに穴を掘って埋め、上から踏みつけるパフォーマンス。
場内が最高潮に盛り上がる中、五味は「真夏に判定? ダメだよ、KOじゃなきゃ! やっと帰って来たかな。これが俺の試合だから。もっているよね、やっぱ」とマイクで絶叫。
「本当に暑い中、練習に付き合ってくれた相模原ヨネクラジムの会長やロードワークに付き合ってくれた友だち、ここに集まってくれたお客さん、みんなでつかんだ勝利だと思っています。正直、ギラード選手は試合を受けてくれたけれど、体重オーバー? 日本の格闘技ナメんなっての! 本当に皆さんのおかげです。今年、あと1回か2回またこのリングに上がろうと思っています。今日は本当に勝ったのが信じられないので、本当に皆さんのおかげです。皆さん、最高に上手いビールを飲んで帰ってください」と続け、もう一度コーナーポスト最上段に登ると場内は大きな五味コールに包まれた。
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