【RIZIN】浅倉カンナがRENAのリベンジを退ける
RIZIN FF事務局
「RIZIN.11」
2018年7月29日(日)さいたまスーパーアリーナ
▼第10試合 RIZIN女子MMAルール 49.0kg契約 5分3R ※ヒジ打ちあり
○浅倉カンナ(20=パラエストラ松戸/RIZIN女子スーパーアトム級トーナメント優勝)
判定3-0
●RENA(27=シーザージム/シュートボクシング世界女子フライ級王者)
両者は昨年大みそかに「RIZIN女子スーパーアトム級トーナメント」の決勝戦で激突。浅倉がRENAをチョークスリーパーで絞め落とす衝撃決着で勝利し、初代王者に輝いた。RENAはその直後から浅倉へのリベンジを表明し、5月に行われたRIZIN福岡大会のリング上で試合直後の浅倉に再戦をアピール。
浅倉はRENAに1試合挟むことを要求し、RENAは7月6日に開催された『Girls S-cup 2018』で勝利を収めての2連戦となった。
1R、どっしりと構えるRENAに対し、浅倉はフットワークで左右へ動く。RENAがジャブとフェイントを出す中、浅倉がタックルでテイクダウンに成功する。浅倉のパスガードを防ごうとするRENAだが、バックからマウントを奪われる。ブリッジで返そうとするRENAにパウンドを打つ浅倉。RENAがひっくり返して上になるが、浅倉は下から三角絞めを仕掛ける。
RENAは浅倉を持ち上げてマットに落とし、顔面への蹴り。浅倉も立ち上がる。パンチの打ち合いでRENAが左フックをヒットさせるが、浅倉がタックルでテイクダウン。浅倉がパウンドを打ち、RENAが防いで初回終了。
2R、RENAが右ミドルをヒットさせ、前へプレッシャーをかけていく。右ローを多用するRENAに浅倉がタックル、RENAはコーナーを背にして耐えてヒザ蹴り。離れるとすぐに浅倉がタックルで今度はテイクダウンに成功。浅倉のパウンドにRENAは下からのヒジで対抗する。浅倉がマウントを奪い、腕十字を仕掛けるがRENAが防ぎきった。
3R、RENAがボディから顔面へのパンチコンビネーション、さらにローを蹴る。浅倉は片足タックルから胴に組み付く。RENAは離れてパンチを見舞うが、浅倉もすぐにタックル。RENAはフロントチョークを狙ったが、浅倉は後方へ回転して上を奪う。そして上からのヒジ打ちとパンチ。さらにマウントを奪って腕十字を仕掛けにいき、RENAは顔面踏み付けで脱出する。
RENAが蹴りからパンチに行くと、浅倉がタックルで組み付き押し込んでテイクダウン。浅倉がバックを奪う形となって試合終了。判定は3-0で浅倉がRENAのリベンジを退けた。
浅倉は、「自分が強くなるスピードよりRENAさんの強くなるスピードが早くて焦りました。今回の試合はやりづらかったんですが、試合はしっかり切り替えて出来たと思います。RENAさんは憧れの選手なんですが、でも超えないといけない選手で今回も試合はもの凄く複雑だったんですが、勝ったからにはもっと上の選手とやりあえるように壁を乗り越えていきたい」と、涙で声を詰まらせながら勝利者インタビューに答えた。
リングサイドで試合を見守っていた浅倉と交際中の那須川天心は、試合が終わると大きなため息をつき、浅倉の勝利には拳を突き上げ、リングを降りた浅倉を抱きしめた。
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