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【RIZIN】倒し倒されのハイスピードバトルを瀧谷渉太が制す

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2018/08/12(日)UP
RIZIN FF事務局
「RIZIN.12」

2018年8月12日 (日)ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)

ダウンを2度奪い判定勝ちした瀧谷(左)

 
▼第1試合 RIZIN キックボクシングルール 53.0kg契約 3分3R
○瀧谷渉太(29=KSS健生館/初代&第2代Krush-55kg王者)
判定3-0 ※28-26、28-25、28-25
●佐藤執斗(20=グラップリングシュートボクサーズ名古屋/WMC I-1 54kg級王者)
 
 瀧谷は2007年にプロデビューし全日本キックとKrushを主戦場に活躍。2011年4月に初代Krush-55kg王者となった。2015年12月に行われた「Krush.61」での試合を最後にリングを離れるが昨年9月に復帰。 今年3月からはRISE参戦を果たすも現在2連敗中。今回、RIZINの大舞台で復活を懸ける。また、ドラゴンボールを愛し、強さだけでなく、人間性でも“リアル孫悟空”を目指している。
 
 一方、DEEP初代ストロー級王者カン・サトーを兄に持つ佐藤は、2016年にシュートボクシング(以下SB)ヤングシーザーカップでプロデビュー。同年12月に香港で行われたWMCI-1 54kg級タイトルマッチではアルフレッド・クウォンを2回TKOで倒してチャンピオンとなっている。さらに昨年8月のWMCI-1 51kg級タイトルマッチでもゲイリー・タンに判定勝利し、2階級制覇を達成。SB関西地区を代表する注目株だ。
 
 1R、佐藤は右ハイキックを放って瀧谷をひやりとさせ、前蹴りと右ストレートで攻勢を仕掛ける。スピードがあり、パンチと蹴りの連携がスムーズな佐藤の手数に押される瀧谷だが、終盤にはフック連打で突進して挽回する。
 
 2Rも佐藤の顔面前蹴りを始めとするスピードある手数に苦しめられる瀧谷だが、突進して左ストレートを当てていく。終盤にはラッシュを仕掛け、左ストレートでダウンを奪った。一気にラッシュする瀧谷だが、打ち合いで佐藤の左フックからの右フックをもらってダウンを奪い返される。
 
 3Rも突進する瀧谷が左ハイをヒットさせ、さらに左ストレート、そして左顔面ヒザ蹴りでダウンを奪う。佐藤は鼻から大量出血し、ドクターチェックが入る。再開後、両者足を止めての打ち合い。その中でも瀧谷が突進し、パンチ、ヒザ蹴り、左ハイキックと当てていく。瀧谷の猛攻に耐えた佐藤だったが、瀧谷が判定勝ちで倒し倒されの激闘を制した。

●全試合結果はこちら

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