【RIZIN】元谷友貴が白熱の好試合で因縁の祖根をチョーク葬
●祖根寿麻(30=ZOOMER/修斗環太平洋バンタム級王者)
元谷はデビューからわずか7戦目で初代DEEPフライ級王座に就き、初防衛戦は敗れたが以後は怒涛の10連勝。2014年8月にはフライ級王座も奪回した。2017年4月の『RIZIN』では堀口恭司に敗れたが、堀口を相手に判定までもつれ込んでいる。その後、打撃技術を磨くためブラジルの名門シュートボクセ・アカデミーにて武者修行、今年2月に約10カ月ぶりに復帰、現在2連勝を飾っている。
対する祖根は2008年にプロデビュー、2013年に名古屋のMMA(総合格闘技)イベント『DEMOLITION』のDFXCバンタム級王座に就いた。2015年には沖縄の格闘技イベント『TENKAICHI』でもMMAバンタム級王座を獲得して二冠王に。2016年からは修斗に参戦し、初戦でKO勝利を収めると、今年1月には修斗環太平洋王座を獲得して三冠王となった。また、2017年にはキックボクシングイベントの『Krush』にも参戦し、KO勝ちを収めている。
1R、圧力をかけて前に出る祖根にローを蹴る元谷。コーナーへ追い込んだところで祖根がタックルに行くが、元谷がフロントチョーク。これは極まらず祖根が上になる。祖根がパウンドを打つと元谷は下から腕十字、逃れた祖根にすかさずフロントチョーク、さらにスピニングチョークと流れるような動きで技を仕掛ける元谷。祖根は回転して逃れようとし、ロープの外に出てしまった。
仕切りなおしのスタンドに戻ると、祖根のパンチに対して元谷がタックル。これはテイクダウンならず、離れるとローを蹴り合う。
2R、パンチで前に出る祖根がそのままタックル。元谷はフロントチョークに捕らえる。首を抜いて上になった祖根。元谷が体勢を入れ替えて上になると祖根が三角絞めを狙う。両者激しく体勢を入れ替え、関節・絞め技を仕掛けるがお互いに極めさせない。両者立ち上がると元谷がタックルからバックを奪いにいき、すかさずチョークスリーパー。
一瞬の早業で元谷が見事な一本勝ち。コーナーへ駆け上り、勝利をアピールした元谷はマイクを持つと「DEEPの元谷です。祖根選手は試合前から盛り上げてくれて、ちょっとナメていたんですが、やはり修斗王者です。でも勝ててよかったです。自分は名古屋でキャリアをスタートさせたので、またここで試合が出来てよかったです。テイクダウンを取られてまだ弱かったので、もう少しずつ強くなっていきます」と、さらに強くなると誓った。
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