【RIZIN】シウバの弟子グスタボが矢地祐介を衝撃KO、五味隆典が敵討ちに名乗り
RIZIN FF事務局
「RIZIN.12」
2018年8月12日 (日)ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)
▼第12試合 RIZIN MMA特別ルール 70.0kg契約 5分3R
●矢地祐介(28=KRAZY BEE/元修斗環太平洋ライト級王者)
KO 2R 2分32秒 ※パウンド→レフェリーストップ
○ルイス・グスタボ(22=ブラジル)
矢地は2009年4月にプロデビューし、2012年11月に修斗環太平洋ライト級王座、2015年にはグアムの『PXC』でフェザー級王座を奪取。RIZINには2016年末から参戦し、ダロン・クルックシャンクや北岡悟にTKO勝ち、昨年大みそかにはあの五味隆典と激闘を演じて一本勝ちし、5月大会ではディエゴ・ヌネスにも勝利してRIZINで無敗の5連勝中。
今大会では高田延彦RIZIN統括本部長の指名を受けてメインイベントを任された。
その矢地の前に立ちはだかるグスタボは2014年に18歳でプロデビューして以来、現在まで無傷の8連勝、全てフィニッシュして勝利している危険なファイターだ。2016年にはヴァンダレイ・シウバにそのポテンシャルを評価され、アンドレ・ジダ率いるチーム EVOLUCAO THAIに移籍。往年のシュートボクセスタイルを彷彿させるアグレッシブな突進力だけでなく、寝技でも繊細な技術を兼ね備えているという。セコンドにはグスタボを推薦したシウバが就いた。
1R、パンチの打ち合いになると一気に襲い掛かって行くグスタボ。その勢いに押された矢地は下がり、そこへグスタボがタックルでテイクダウン。下から三角絞めを狙う矢地をグスタボは持ち上げてマットに叩きつける。さらに起き上がろうとした矢地にサッカーボールキック。
しかし、矢地はすぐに組み付いてテイクダウン狙い。ヒザ蹴りも放つが、グスタボはパンチのラッシュを仕掛ける。ドッと沸く館内。グスタボはハイキックからパンチ、ジャンプしてのパンチとアグレッシブに攻めるが、ややスタミナ切れの様子。矢地も下がりながらの右フックを狙っていく。グスタボのアグレッシブさが目立った。
2R、グスタボのミドルキックに合わせて矢地がタックルでテイクダウン。アームロックを狙った矢地だが、グスタボは脱出して立ち上がる。グスタボは左右フックを放って猛突進、そして飛びヒザ蹴り。矢地は右目上から大量出血し、ドクターチェックが入る。
再開後、再び左右フックで突進するグスタボ。矢地も打ち合うが、右フックを空振りしたところに右フックをもらってダウン。すかさずグスタボがパウンドで襲い掛かったところでストップ。グスタボがKO勝ちで衝撃の日本デビューを飾った。
グスタボは「私は9年間この日を待っていました。父が亡くなった時に私は世界一になると約束しました。毎日練習してきました、母さん、愛しているよ。アンドレ(ジダ)とヴァンダレイ(・シウバ)に感謝しています。日本に連れてきてくれてありがとう。日本の皆さん、ありがとうございました」とマイクアピール。
そしてテレビ中継の解説を務めていた、大みそかに矢地と激闘を展開した五味隆典は「残念な弟の仇をとってやらないといけないですね」と、グスタボ戦に名乗りを上げた。
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