【KNOCK OUT】水落洋祐が逆転狙った橋本悟を左フックでKO
キックスロード
「KNOCK OUT SUMMER FES.2018」
2018年8月19日(日)東京・大田区総合体育館
▼第1試合 64.5kg契約 3分5R
○水落洋祐(34=はまっこムエタイジム/元REBELS65kg級王者)
TKO 4R 1分06秒 ※左フック→レフェリーストップ
●橋本 悟(32=橋本道場/MuayThaiOpenスーパーライト級王者)
水落は激闘派として常に観客を沸かせるアツいファイトを繰り広げるキャリア69戦のベテラン選手。ここ最近の11試合のうち、10試合が勝っても負けてもKO・TKOという結果だ。今年に入っての2戦は2月に英雄伝説アジア64kg級王者・マサ佐藤、4月にWBCムエタイ日本ウェルター級王者・健太にいずれもKO負けを喫しており、再起が期待される。
相手の橋本はKNOCK OUT初参戦。強引に打ち合いへ持ち込むファイタータイプだ。右ストレートを武器とする元INNOVATIONライト級王者で、16年10月に夢・センチャイジムを破りMuayThaiOpenスーパーライト級王座を戴冠した。前戦の今年4月のレベルスでは元J-NETWORKスーパーライト級王者・鈴木真治にKO負けを喫しており、今回が再起戦。
1R、圧力をかけていくのは水落。ローを蹴りながらパンチを繰り出し、橋本の蹴り足をキャッチしてはボディへパンチ見舞う。橋本は回り込みながらの右ロー。
2Rも回り込みながら徹底して右ローを蹴る橋本。水落は距離を詰めての左右ボディブロー、右ローも蹴り巣。水落のボディが決まるたびにガードが下がる橋本へ水落は右ストレートをクリーンヒット、さらにパンチをまとめる。数多く被弾する橋本も黙っておらず、右ヒジ、左フックで反撃。
3R、橋本は左フックと飛び込んでのヒジで逆転を狙うが、水落のボディと顔面へのコンビネーションに後退を繰り返す。しかし、水落が間へ出てくるところへ右ストレートがクリーンヒット。水落が手数を出して攻める中、橋本も一発のビッグヒットを奪い、逆転の可能性に場内が大いに沸く。
4R、水落が勝負をかけてラッシュを仕掛けると、橋本もフルスイングのパンチで応じる。橋本のパンチをもらいながらもパワーに優る水落が前へ出て行き、左ボディからの左フックでついにダウンを奪う。
何とか立ち上がり、右ストレートで反撃する橋本だが、水落の左フックが綺麗に決まったところでレフェリーがストップ。試合終了と同時に、橋本はその場に崩れ落ちた。
水落はマイクを持つと「ボルケーノ水落、復活しました。とりあえずいい勝ち方が出来てホッとしています。まだまだ頑張るのでよろしくお願いします」と笑顔でマイクアピールした。
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