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【KNOCK OUT】緑川創がヒジ打ち一閃、宍戸大樹を流血葬

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2018/08/19(日)UP

緑川(右)のヒジ打ちが宍戸(左)にヒット

キックスロード
「KNOCK OUT SUMMER FES.2018」
2018年8月19日(日)東京・大田区総合体育館

▼第2試合 70kg契約
○緑川 創(31=藤本ジム/第8代日本ウェルター級王者)
TKO 2R 1分26秒 ※右ヒジによるカット→レフェリーストップ
●宍戸大樹(41=シーザージム/第2代シュートボクシング東洋太平洋ウェルター級王者)

 宍戸はシュートボクシングの70kgトップ戦線で活躍し、アンディ・サワー、ブアカーオ・ポー.プラムックといった世界の強豪とも激戦を繰り広げてきた。

 2016年4月に18年間の格闘技人生にピリオドを打ったが、今年4月に電撃復帰。復帰後は2連勝中。戦績は60勝(25KO)24敗の大ベテランだ。

 緑川は2013年4月には後にラジャダムナンスタジアム認定スーパーウェルター級王者となるT-98を破り、2014年2月にはあのアンディ・サワーからも勝利を収めている。日本人でサワーから勝利を収めたのは、魔裟斗、緒形健一に続いて3人目の大金星だった。6月にはタイ・バンコクのラジャダムナンスタジアムにて、同スタジアム認定スーパーウェルター級王座決定戦に挑んだが、悲願のタイトル獲得はならず。今回が再起戦となる。

 1R、緑川は右ローをしっかり蹴りながら右ストレート、左ボディブローを当てに行く。宍戸はバックスピンキックをヒットさせるが、緑川の圧力に押されて後退を繰り返し、手数も少ないため印象が悪い。

 2R、宍戸はバックハンドブロー、バックスピンキック、ハイキックを繰り出してようやくエンジンがかかってきた様子。しかし、緑川が一発の右ストレートで宍戸の手数の印象をかき消す。緑川のジャブからの右ヒジで宍戸は額をカットして流血。バックリと傷口が開き、ドクターチェックでストップがかかった。

 圧勝を遂げた緑川は「地元、大田区出身の緑川です。もうちょっとモンスターっぷりを発揮したかったんですが、次回出る時はもっと暴れたいと思います」と、やや物足りなさそうに語った。

●全試合結果はこちら

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