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【KNOCK OUT】石井一成がさえるムエタイテクニックで政所仁にリベンジ成功

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2018/08/19(日)UP

石井(左)がムエタイのテクニックを発揮して判定勝利

キックスロード
「KNOCK OUT SUMMER FES.2018」
2018年8月19日(日)東京・大田区総合体育館

▼第4試合 初代フライ級王座決定トーナメント1回戦 51.0kg契約 3分5R
○石井一成(19=ウォーワンチャイプロモーション/元True4Uフライ級王者)
判定3-0 ※50-48、50-47、50-46
●政所 仁(19=魁塾)
※石井が準決勝へ進出。

 KNOCK OUTフライ級のエースと目されている石井が、6月8日の後楽園ホール大会から開幕した「KING OF KNOCK OUT初代フライ級王座決定トーナメント」の1回戦に臨む。

 石井はタイを主戦場とし、日本ではKNOCK OUTでのみ試合を行っている若手期待の選手。ジュニア時代から活躍しているため、“東の神童”那須川天心に対して“西の神童”と称される。2月大会では“おネエボクサー”として話題になったラジャダムナンスタジアム認定フライ級6位ノンロスをボディブローでKOする番狂わせを起こしている。

 政所はその石井と昨年10月の『RIZIN』で対戦し、最初から最後までアグレッシブなパンチとトリッキーなハイキックで攻め続け、判定勝ちを収めている。今年になってからRISEのリングにも出場し、アグレッシブな戦いぶりで勝利を収めている。

 1R、政所が飛びヒザ蹴り、ハイキックを繰り出しつつ、左右の強打を顔面とボディに放つ。石井のパンチをもらうと必ず打ち返す。首相撲になると石井がヒジ、ヒザで上手さを発揮する。

 2R、構えを左右に変える政所だが、サウスポーになると石井が右ドルを連打。政所は後ろ蹴りを多用する。強い左ボディを打たれた政所だが、左ミドルとボディブローで逆襲。両者ともパンチを当てに行くが、その後の首相撲で石井が上手さを見せる。

 3R、首相撲からのヒジとヒザで攻勢に出る石井。離れると政所がワンツーを打ちに行く。中盤になると石井も打ち合いに行き、ワンツーと左ボディブローをヒット。政所も打ち合う。政所はジャンプしての攻撃やバックハンドブローなどトリッキーな技を出すが、やや疲れが見える。

 4R、パワーのある一発に頼りがちな政所に対し、石井は2打目、3打目を放って当てていく。さらに首相撲では優勢を保ち、ムエタイ特有の前足払いで政所を続けて転倒させる。消耗しているのが見える政所だが、石井は慎重に右ストレートをヒットさせるだけで無理に攻めに行かない。

 5R、政所は思い切って左右フックを連打するが、石井は首相撲に持ち込む。石井の頭を下げさせてのヒザ蹴りで政所は流血。再開するとパンチを放って前へ出る政所だが、首相撲に捕まってコカされる。さらに前へ出ると石井がヒザ蹴りで迎え撃つ。首相撲からのヒザ蹴りで圧倒する石井。政所はパンチを振り回すがもはや力がなく、試合終了。

 ムエタイのテクニックを存分に発揮した石井が判定勝ちで準決勝へコマを進め、「僕がこんな試合をしていてはダメだと思うので、今日の戦いとは何十倍も違う戦いをするので10月の後楽園へ僕のチャンピオンロードを見に来てください」と、次はもっと激闘を見せると宣言した。準決勝では仲山大雅と激突する。

●全試合結果はこちら

●編集部オススメ

・フライ級トーナメント組み合わせ決定、1回戦で石井一成vs政所仁の再戦

・1回戦突破のタネヨシホ、準決勝は石井一成との対戦を希望

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