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【K-1】ピケオーが木村ミノルを4度ダウンさせてKO勝ち

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2018/11/03(土)UP

現役Krush王者対決はピケオー(左)が勝利

K-1実行委員会
「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~第3代スーパー・ライト級王座決定トーナメント~」

2018年11月3日(土・祝)さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ

▼第13試合 スーパーファイト -68kg契約 3分3R延長1R
〇ジョーダン・ピケオー(28=オランダ)
KO 3R 1分29秒 ※右フック
●木村“フィリップ”ミノル(25=K-1ジム五反田チームキングス)

 現役Krush王者対決が実現。9月30日に開催された『Krush.93』で、4度目の防衛に成功したピケオーが「僕は67.5kg(スーパー・ウェルター級は-70kg)でも試合が出来ます。皆さんどうですか、僕と木村選手の試合を見たいと思いませんか?」と木村との対戦をアピール。木村も「ピケオー選手、70kgでは相手がいないと思うし、見たいですよね、この試合」と対戦に応じ、翌日に対戦決定が発表された。

 ピケオーはこれまで日本人を相手に無敗を誇る。木村は4連勝3連続KO勝ち中。

 1R、右フックの相打ちで木村の方が尻もちをつき、ニヤッと笑う木村。立ち上がると木村は左右フックを叩きつけ、軽快なステップを踏みながら飛び込んでのパンチを放つ。ピケオーは蹴りを多用。木村は豪快に左右フックを振り回すが、ピケオーの右ストレートで大きくのけ反り、ボディへの右ヒザ蹴りでダウンを奪われる。

 2R、木村はピケオーにロープを背負わせて左右フックとボディへの連打。ピケオーも前へ出てきて木村にロープを背負わせると、右ボディストレートからの右フックでダウンを奪う。ピケオーのパンチにロープを背負う木村も左右フックを繰り出すが、右ストレートで2度目のダウン。それでも木村は左右フックで逆転を狙う。

 3R、木村はまたも顔面とボディへの連打でピケオーにロープを背負わせる。するとピケオーは右フックからボディへ右ヒザを突き上げ、ダメ押しに右フックを2発入れると木村はまたもダウン。今度は立ち上がることが出来ず、ピケオーのKO勝ちとなった。

 ピケオーはマイクを持つと「日本に来てやるべきことをやった。宣言通り終わらせることが出来た。次、、K-1チャンピオンの久保選手、もし良ければ試合どうですか? 他にも自分とやりたい人は名乗りを上げてください。誰でもぶっ倒してやります」とK-1ウェルター級王者・久保優太に挑戦状を叩きつける。

 するとリングサイドで試合を見ていた久保がリングに上がり、「めっちゃいい試合でした。僕はミノル君のチームメイトです。3月は城戸選手との試合が決まっているかもしれませんが、僕はピケオー選手とやりたいです。ムカついちゃったんで」と、タイトルマッチが内定している城戸康裕ではなくピケオーとやりたいと発言。

 ピケオーは「もしそれが実現するなら最高だ。次の試合へ向けて準備するので久保選手も準備しておいてください」とやる気満々だった。果たして、3月の久保の相手はピケオーか、城戸か。

※全試合結果はこちら

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