【K-1】ゲーオがトーナメント制覇、王座に返り咲く
K-1実行委員会
「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~第3代スーパー・ライト級王座決定トーナメント~」
2018年11月3日(土・祝)さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ
▼第15試合 K-1 WORLD GP第3代スーパー・ライト級王座決定トーナメント・決勝戦 3分3R延長1R
●佐々木大蔵(27=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
判定0-3 ※29-30、29-30、28-29
〇ゲーオ・ウィラサクレック(34=タイ/WSRフェアテックスジム)
※ゲーオがトーナメント優勝、第3代王座に就く。
「K-1 WORLD GP第3代スーパー・ライト級王座決定トーナメント」の決勝戦は、第4代Krushライト級王者・佐々木と初代K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王者ゲーオで争われることになった。
1Rが始まると同時にゲーオは左ハイキックを連発。さらにパンチで前へ出る。さらに左ストレートから左の飛びヒザ蹴りと速攻勝負をかける。佐々木はじっくりと相手を見てワンツー、右ミドルを出すが、ゲーオが攻め続けたラウンドとなった。
2Rもいきなり左ハイからの左飛びヒザ蹴りを仕掛けるゲーオ。顔面前蹴り、左ストレートで佐々木を突き放す。ゲーオはジャブを突きながら左ストレート、ヒザ蹴りにつなぐ。佐々木も右ストレートでゲーオをのけ反らせるが、手が出ない状況が続く。
3Rも左ハイから始めるゲーオ。佐々木がパンチを出してくると左ミドル、左ヒザ蹴りを返す。前に出る佐々木に左ハイを狙うゲーオ。佐々木はワンツーを出すが当たらない。ゲーオは前蹴りで突き放し、最後は顔面前蹴りをヒットさせる。
試合終了のゴングが鳴ると、ゲーオはコーナーに登って勝利をアピール。判定はその通り3-0でゲーオの勝利となり、4年前の初代王座決定トーナメントに続いての優勝を果たし、王座に返り咲いた。
ベルトを再び巻いたゲーオは「今日は勝ててとても嬉しかったです。これからも応援よろしくお願いします。自分は今35歳になります。それでもまだ全力で戦っていけます。これらもよろしくお願いします」と、今回引退を懸けていたが現役続行宣言。
続いて「左右田選手、今後どうなるか分からないがリベンジがあったらぜひよろしくお願いします」と、準決勝で対戦した左右田泰臣のリベンジ戦を受けるという。
最後には「ムエタイはナンバーワン」と高らかに叫んだ。
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