【DEEP JEWELS】前澤智が熱戦で黒部三奈を破り新王者に
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DEEP事務局
「DEEP JEWELS 22」
2018年12月1日(土)東京・新宿FACE
▼第8試合 DEEP JEWELSアトム級タイトルマッチ 5分3R ※ヒジあり
●黒部三奈(41=マスタージャパン/王者)
判定1-2 ※28-29、29-28、27-30
〇前澤 智(30=リバーサルジム立川ALPHA/挑戦者)
※前澤が新王座に就く。黒部は2度目の防衛に失敗。
黒部は2012年12月に35歳でプロデビュー。2017年2月にスギロックを破ってDEEP JEWELSアトム級王座に就いた。今年3月には初防衛に成功。9月には“日本最強のアラフォー女子”として『RIZIN』に参戦し、世界で活躍する浜崎朱加と女王対決を行ったが、浜崎の猛攻の前に1R4分45秒、アームロックで敗れた。今回が再起戦にして2度目の防衛戦となる。
前澤は中学から大学まで柔道を学び、サンボと柔術の経験も豊富なファイター。2012年9月のMMAプロデビューからDEEP JEWELSで試合を重ね海外でも勝利。昨年12月、SARAMIとのDEEP JEWELSアトム級次期王者挑戦者決定戦に敗れタイトル戦線からは一歩後退したが、3月の再起戦では快進撃を続けていた齋藤裕子をストップし、9月には次期挑戦者候補と目されていたパク・ジョンウンもストップして見せ挑戦権を手にした。
1R、前澤が前へ出てプレッシャーをかけ、右のパンチを当てていく。黒部も前へ出てパンチを出し、組み付くと首相撲からのヒザ蹴り連打。離れた前澤だが黒部の首相撲に捕まってヒザ蹴り、アッパーをもらう。黒部がペースを握った。
2R、前澤がテイクダウンに成功し、バックを奪う。しかし黒部がバックを奪い返し、立ち上がった前澤を離さずヒザ蹴り。脱出に成功した前澤はパンチを出すが、黒部はパンチで前へ出る。そこへ前澤が左フックを打ち、黒部がバランスを崩して倒れる。すかさず襲い掛かった前澤だったが、黒部は首相撲からのヒザ蹴りで反撃。
3R開始と同時に前へ出る黒部。前澤が組み付くと黒部が首相撲からのヒザ蹴りとアッパー。離れると前澤がジャブを当てていく。前へ出る黒部の右フックに転倒する前澤。組み付くとまたも黒部のヒザ蹴りに捕まる。離れると前へ出る黒部にジャブを当てていくのは前澤。
残り30秒で前澤がテイクダウンしてバックを奪い、黒部は背後の前澤へヒジ打ちを連発。そして試合終了。判定は1-1と割れ、最後の1名は前澤。判定2-1で前澤が接戦を制し、新チャンピオンの座に輝いた。
マイクを持った前澤は「まずは天国の父に日本一になったことを伝えたいと思います。父さん、勝った! あと青森の母にはあとで連絡します」と両親への言葉。
続けて「黒部さん本当に手強すぎる。気持ちが負けそうになった時もありましたが、練習に付き合ってくれて体も心も鍛えられて皆さんの力でここに立っています。一生懸命生きていてもつらいことは人生にいっぱいあると思いますが、私が試合をすることで皆さんの人生にプラスアルファ、何か残すことが出来る選手にこれからもなっていきたいと思います。あと、大みそか空いています」とメッセージを送った。
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