【RIZIN】プロハースカがまたも逆転TKO勝利で激闘制す
RIZIN FIGHTING FEDERATION
「RIZIN.14」
2018年12月31日(日)さいたまスーパーアリーナ
▼第11試合 RIZIN MMAルール 93.0kg契約 1R10分・2R5分 ※ヒジ打ちあり
〇イリー・プロハースカ(26=チェコ共和国)
TKO 1R 6分30秒 ※パウンド→レフェリーストップ
●ブランドン・ホールジー(32=アメリカ/元ベラトール・ミドル級王者)
ヘビー級のニュースター候補であるプロハースカは、2015年末のRIZINに初参戦し、トーナメント1回戦で石井慧にKO勝ち。同トーナメントで準優勝を果たし、以後、藤田和之やブルーノ・カッペローザらを破り、6連勝を飾っている。毎回のように逆転KOなどの激闘を演じており、人気上昇中。愛読書は宮本武蔵の『五輪書』。
ホールジーは幼少期からレスリングを始め、カリフォルニア州立大学時代にオールアメリカンに選出されるなど輝かしい実績を誇る。2012年1月に総合格闘技デビューし、2013年3月にベラトール初参戦。破竹の7連勝を飾り、2014年9月にミドル級タイトルマッチでアレキサンダー・シュレメンコ を秒殺で沈めて王座獲得に成功した。今年からはアメリカのPFLに移して2勝1敗と勝ち越している。
1R、ホールジーがタックルからバックを奪い、さすがのレスリング技術を見せる。逃れようとしたプロハースカに背中を着かせて上になり、顔面へパンチとヒジを見舞う。左目上をカットされて流血したプロハースカに、ホールジーがフロントチョーク。
大ピンチかと思われたがこれは極まらず、プロハースカが立ち上がってヒザ蹴りを見舞う。プロハースカの飛びヒザ蹴りにホールジーがタックル。しつこく組み付いてくるホールジーをプロハースカがかわしてヒザ蹴りに行くと、ホールジーはリング下に転落。腰を打ち付けた。これは故意に場外へ逃げたと判断され、ホールジーにはイエローカード。
ホールジーのタックルをプロハースカがフロントチョークに捕らえ、ホールジーがそのまま押し倒してテイクダウン。バックに回ってスリーパーを極めに行くが、プロハースカは反転して上になり、立ち上がる。プロハースカがパウンドを打ち込むとホールジーは亀の状態になり、プロハースカがそこへ右フック。ホールジーが昏倒し、プロハースカが今回も激戦を制した。
プロハースカはマイクを持ち、「日本の皆さん、いつも応援してくれて支えてくれてどうもありがとう。サムライの国、日本で戦うことが出来てとても嬉しい。武士道の心にインスピレーションをもらって戦いました。最高のパフォーマンスを魅せることが出来ました。私は挑戦を続けてライトヘビー級の頂上にまでたどり着きたいと思います。ミルコ・クロコップ、あるいは誰も構いません。タイトルマッチでタイトルを獲りたいと思います」と、タイトルマッチをやらせて欲しいとアピールした。
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