【RIZIN】浜崎朱加が浅倉カンナに一本勝ち、初代女王の座に就く(動画あり)
2018/12/31(月)UP
RIZIN FIGHTING FEDERATION
「RIZIN.14」
2018年12月31日(日)さいたまスーパーアリーナ
「RIZIN.14」
2018年12月31日(日)さいたまスーパーアリーナ
▼第12試合 RIZIN女子スーパーアトム級タイトルマッチ RIZIN女子MMAルール 5分3R ※ヒジ打ちあり
●浅倉カンナ(21=パラエストラ松戸/RIZIN女子スーパーアトム級トーナメント2017)
一本 2R 4分34秒 ※腕十字固め
○浜崎朱加(36=AACC/元INVICTA FCアトム級世界王者)
※浜崎が初代王座に就く。
浅倉はレスリングをバックボーンに17歳でプロデビュー。2016年末にRIZIN初参戦を果たし、2017年に開催された「RIZIN女子スーパーアトム級トーナメント」の決勝戦でRENAをチョークスリーパーで絞め落として優勝。その名を一躍轟かせ、今年7月のRENAとの再戦でも勝利。現在8連勝と勢いに乗っている。
対する浜崎は柔道から2008年にMMAへ転向。2009年10月にプロデビューすると関節技で次々と一本勝ちし、2010年12月にはジュエルス初代ライト級王者に。
2012年7月からは世界最大の女子MMA団体『INVICTA』を主戦場とし、2015年7月にINVICTA FCアトム級世界王座を奪取。日本人初の快挙を成し遂げた。同王座は2度防衛に成功し、2017年に返上している。
今年5月、RIZINに初参戦して白星で初陣を飾ると、9月にはDEEP JEWELSアトム級王者・黒部三奈(41=マスタージャパン)と女王決戦。1R4分45秒、アームロックで圧勝を収め、一夜明け会見では「浅倉選手とぜひ対戦させていただきたいと思います」と挑戦状を叩きつけた。
1R、浜崎がアグレッシブにパンチを放っていく中、浅倉が浜崎を突き放そうと伸ばした手の指が浜崎の右目に入ってしまい、試合は一時中断。再開後、浜崎がパンチで突進すると浅倉も打ち返す。右に左にと構えを変えながら前へ出る浜崎。浅倉のパンチに右フックを合わせに行く。
浅倉がタックルに行くと浜崎は投げで返そうとし、それを防いだ浅倉がバックを奪うが浜崎は腕を取りにいって浅倉が離れる。
2R、浜崎はジャブとロー、時折ハイキックを繰り出す。浅倉もパンチで対応するが、残り1分で浜崎が浅倉をテイクダウン。そして腕十字の体勢に。浅倉は両手をクラッチして耐えるが、浜崎は腕を蹴ってクラッチを切る。
回転して逃れようとする浅倉の腕を、浜崎は足を4の字の形にして挟み、腕を伸ばすと浅倉は無念のタップ(ギブアップ)。浜崎が持ち前の極めの強さを発揮し、鮮やかな一本勝ちを収めた。
涙を流す浅倉の頭を撫でる浜崎。浅倉の涙は花道でも止まらなかった。
ベルトを巻いた浜崎は「思ったよりベルトが重かったです(笑)。(浅倉は)打撃も強かったですね。得意な形で一本取れたのでそれはよかったと思います。チャンピオンということで強い選手が用意されると思いますが、しっかり戦っていきたいと思います」と、女王の貫禄あるコメントを残した。
▼この試合の動画
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