【KNOCK OUT】2度のダウンを奪われたタネヨシホが最終Rに大逆転KO勝ち
キックスロード
『KNOCK OUT 2019 WINTER「THE ANSWER IS IN THE RING」』
2019年2月11日(月)東京・大田区総合体育館
▼第1試合 53kg契約 3分5R
○タネヨシホ(19=INNOVATION・直心会/WBCムエタイ日本統一フライ級王者)
KO 5R 51秒 ※3ノックダウン
●大崎孔稀(19=OISHI GYM/WMC日本スーパーフライ級王者)
タネヨシホは昨年10月「KING OF KNOCK OUT初代フライ級王座決定トーナメント」準決勝で、大崎孔稀の兄・一貴と対戦。4Rに縦ヒジ打ちでダウンを奪われるも、猛攻で反撃して会場内を大いに沸かせ、2018年ベストバウト4位になるほどの激闘を演じた。
またタネの兄・ヨシキは今年1月に大崎孔稀と対戦、2Rにパンチで3度のダウンを奪われKO負けしたという因縁もあり、今回の試合は大崎家とタネ家の最終決戦というテーマがある。
1R、ローの蹴り合いから始まり、互いに左ミドルも蹴るが威力で優るのは大崎。左ジャブでも2度タネを仰け反らせた。
2R、早くもヒジを繰り出すタネは大崎の左右ミドルにボディブローで応戦。大崎も接近戦になるとヒジを放つ。首相撲ではタネをコカす。終盤、大崎が右ボディストレートからのパンチコンビネーションでパンチをまとめる。
3Rが始まってすぐ、タネが右ヒジで大崎の左頭部髪の生え際をカット。ドクターチェックが入る。大崎が首相撲に持ち込むとタネはバックスピンエルボーをヒットさせる。大崎の左ストレートでタネはヒザをつくが、大崎が追撃してしまいイエローカードが提示された。
4R、タネはパンチで大崎の傷口を狙うが、大崎の右ボディブローとヒザ蹴りで大きく後退する。力が入らないのか転倒を繰り返すタネ。ロープを背負ったところで大崎が強烈な右ボディブローでダウンを奪う。2度目も右ボディでダウンさせる。タネは左右フックとヒジをフルスイングして必死の抵抗。大崎はヒザ蹴りを連続でボディに突き刺したが、KOチャンスを逃した。
そして5Rが始まると同時にタネが怒濤のラッシュを仕掛け、左右ボディの凄まじい連打でダウンを奪い返す。さらにボディ連打で2度目のダウンを奪い。最後もボディを連打したところでレフェリーがストップ。タネが大逆転KO勝ちを収めた。
タネはマイクを持つと「心折れそうになったけれど会長と家族のサポートがあったので勝つことが出来ました。会長や兄弟がいてくれて本当によかったと思います。また呼んでくれればいつでも面白い試合をするぞ」と叫んだ。
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