【KNOCK OUT】激闘王チョークディーがヒジでダウン奪う、大崎一貴善戦も届かず
キックスロード
『KNOCK OUT 2019 WINTER「THE ANSWER IS IN THE RING」』
2019年2月11日(月)東京・大田区総合体育館
▼第4試合 53.5kg契約 3分5R
●大崎一貴(22=OISHI GYM/WMC日本フライ級王者)※崎はたつさき
判定0-3 ※46-49、46-49、46-48
○チョークディー・PKセンチャイジム(24=タイ/PKセンチャイジム/WMC世界バンタム級王者)
大崎は国内外でタイ人を相手に8連勝(8KO)を飾り、昨年6月にはムエタイ最高峰ルンピニースタジアム王座にも挑戦(判定負け)。昨年12月の「KING OF KNOCK OUT初代フライ級王座決定トーナメント」決勝戦で、過去2度ドローのライバル・石井一成に2-0で惜敗してからの再起戦。
相手は激闘派としてタイで人気を誇り、これまでの死闘で縫った針の数は顔だけで170針以上になるというチョークディー。昨年9月のムエロークでは国内三冠王・佐々木雄汰を1RでワンパンチKO葬した。
1R、大崎は左フックからの右ローを多用。大崎がローを蹴ればロー、ボディを打てばボディを返してくるチョークディー。右ローを狙い撃ちしていた大崎だが、後ろ蹴りがレバーに入るとその後はボディブローを狙い打ち。さらに右ローもしっかり蹴り、ラウンド最後にはパンチの連打でチョークディーを棒立ちにさせた。
2Rもボディを攻め左フックを当てていく大崎に、チョークディーは首相撲へ持ち込んでのヒザ蹴り。左フックの打ち合いも見せるチョークディーは前へ出始める。パンチをもらっても前へ出るチョークディーがヒジを放つ。しかし、大崎の右ローで大きくバランスを崩す。
3Rも前へ出てくるチョークディーに大崎は顔面前蹴り、後ろ蹴りで対抗。それでもチョークディーは組み付いてヒジとヒザ。首相撲でのヒザ蹴り合戦からチョークディーが右ヒジ一閃、ダウンを奪う。立ち上がった大崎がパンチを連打すると、チョークディーがヒジで襲い掛かった。
4R、左の縦ヒジを喰らった大崎はパンチとヒジで応戦。ボディブローを打ち込む。大崎は左ボディブローと右ローで攻め込むが、チョークディーはヒジを連発して大崎を脅かす。大崎もヒジを叩き付けてヒジの打ち合いに。
5R、左ボディ3連打など徹底的にボディを攻める大崎に、チョークディーは首相撲に持ち込んでのヒジとヒザ。大崎のボディブローとチョークディーのヒジが交互に決まる。残り30秒になると逃げ切り体勢に入るチョークディーだが、大崎が追ってくると強烈な右ヒジを一発。そしてまた逃げ切りの体勢に。
勝敗は判定に持ち込まれ、ダウンを奪ったチョークディーの勝利となった。
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