【KNOCK OUT】チャド・コリンズ、不可思をダウンさせ実力見せ付ける
キックスロード
『KNOCK OUT 2019 WINTER「THE ANSWER IS IN THE RING」』
2019年2月11日(月)東京・大田区総合体育館
▼第6試合 65kg契約 3分5R
●不可思(27=クロスポイント吉祥寺 REBELS/初代KNOCK OUTスーパーライト級王者)
判定0-3 ※47-49、46-49、47-50
○チャド・コリンズ(23=オーストラリア/SITSONGPEENONG PHUKET)
不可思は昨年『KNOCK OUT初代スーパーライト級王座決定トーナメント』で優勝し、初代王座に就いた。2018年を締めくくる12月の両国国技館大会では、山口侑馬に判定2-0で辛勝。4年前のリベンジを果たし、2018年を4勝1敗で終えている。
今回初来日のコリンズはムエタイの殿堂ラジャダムナンスタジアムで2015年MVPに輝いたセクサン、元ルンピニースタジアム認定ライト級王者パコーン、ラジャダムナンスタジアム認定ウェルター級王者サックモンコンなどの世界トップクラスの選手にも勝利している。また、“ムエタイの生ける伝説”ことセーンチャイとも対戦しているムエタイのトップファイターだ。
1R、どんどん前へ出てくるコリンズに不可思はジャブと左右ローを的確に当てていく。コリンズの右ストレート、左フックに不可思は左右ボディストレートで応戦。
2R、圧力をさらに強めて左ミドル、左ストレート、ヒザ蹴りで攻めるコリンズに、不可思は下がりながらも右ローと左右ボディを打っていく。不可思の左右ローを連続でもらうとコリンズは一気に前へ出てヒジで攻め込む。不可思のローに明らかに焦るコリンズ。チャンスと見た不可思はパンチを打ちにいったが、カウンターの右の縦ヒジでダウンを喫した。
3R、左ローを蹴り続ける不可思にコリンズは強烈な右アッパーを突き上げ、ヒジを振り下ろす。さらに首相撲に持ち込んでのヒザ蹴り。攻撃を被弾しながらもひたすらローを蹴る不可思。消耗戦の様相を呈してきた。
4R、圧力に押されながらも左右ローを蹴る不可思。コリンズの身体が揺らぐ。コリンズは首相撲に持ち込んでのヒザ蹴り。離れると顔面前蹴り。不可思は左目上からの出血が見られるが、飛び込んでの右ヒジをヒットさせた。
5Rも不可思のローとコリンズのヒジの戦いに。不可思は前へ出るコリンズをボディブローとローで迎え撃つが、疲れからか転倒する場面が多い。コリンズは首相撲に持ち込む。
ダウンを奪ったコリンズの判定勝ちとなり、粘った不可思を振り切った。
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